OLYMPUS OM-D E-M1 (12-40mm/F2.8 PRO)  (その6:交換レンズ編B・他)

【 SIGMA APO Macro 150mm F2.8 EX DG HSM

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前回のその6:交換レンズ編B・他「SIGMA Macro 150mm F2.8」の続きです。
このレンズにはバヨネット式の大きなフードが付属していますが、装着がしづらいだけでなく動きが悪くて着脱に力を要します。
逆付けするとフォーカスリングが完全に隠れてしまいますが、頻繁に逆付けして収容しようと思うとなんとも億劫に感じてしまいます。
そのうえ、標準のレンズキャップはツマミが外側にしかなくて、フードをしたままでのキャップの着脱が全く考慮されていません。
そこで、嫌々ですがレンズキャップを交換することにしましたが、サイズの大きいキャップってわりと選択肢が少なくて、結局は同じ「SIGMA」ブランドのものにしました。
キャップ内側のツマミの幅は狭めですが、突出量が十分あって好感触です。
(世間的には、ここの突出が少なくて取り外しし辛いものが多いんです。)

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バヨネット式フード取り付け時。取り付けは何だかとてもきつめです。

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しかし、このタイプのキャップは、このままでは取り外し不能(^^;

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SIGMAの市販キャップ。突出量が大きめのツマミで操作性良し。

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ついで(?)に、「ニコン フードハット(M)」も購入。「Nikon」のロゴは気になる?

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「ニコン フードハット(M)」をFZ1000(花形フード付き)に被せた状態。

ついでと言っては変ですが、フードを付けっぱなしで持ち歩く際に保護する「フードハット(Mサイズ)」なるものも購入しました。
材質はネオプレン製、購入したサイズはMサイズで、直径100mm×深さ60mmとありますが、入り口の内径は概ね80mm程度で、底に行くほど大きくなっています。
このレンズフードの先端外径が94mm程度なので、被せるときにはややきめですが、被せてしまうとぴっちりとして外れません。
別にこれ専用でなくてもOKなので、冬の登山などでFZ1000をレンズキャップ無しでフード先端にかぶせて持ち歩く際にも利用可能です。(グローブをしていると、内ツマミのキャップが着脱できないので)

「Nikon」のロゴが縫い付けられたタブのようなものが付いていますが、ここを持って着脱すると具合が良い様に出来ているようです。
(内側には「Optech」のタブが付いていて、ネオプレンが得意なオプテック製なのが判ります。)
ここに紐とか付けてカメラのストラップとかに繋げれば、落としてしまうことも防止できそうですね。

【 アルカスイス互換ブラケット(その2)】

前回こちらで紹介したものも、使い勝手的には満足していたのですが、縦位置でクランプした際の剛性感が微妙なのと、カメラが下向きになったときのストラップ用吊り環との位置関係が少し邪魔に感じるため、縦位置クランプ部の形状の違うものへ変更…って飽くことを知らぬ探究心ではなく単なる物欲かしら?

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大きな違いは縦位置プレート部ですが、ベース部の工夫もされている。

外見上の大きな違いは、縦位置のプレート部がより単純な形状となって、背は低いですが幅が広くなって剛性が上がっていること、ベース部の肉抜き形状が異なっていることです。
一見するとベースプレートの肉抜きが少なくて重量が増加しているように見えますが、実際には貫通していないだけで肉抜きはちゃんとされていますから、重量差は6gほどと大差はありませんでした。

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左が従来使っていたLB-EM1、右が新規に入手したもの(名前は無い)。重量は169g vs 175g程度。

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肉抜きだけでなく、三脚ねじ穴の位置や背面のサポート形状、ストラップ対応などが異なる。

下面にアルカスイス型でない一般的な1/4ねじの三脚に取り付け可能なように、ねじ穴が付いているのは同じですが、LB-EM1は不必要にもパワーバッテリーホルダーHLD-7用の接続端子部を避けているために、ねじ穴の位置が前寄りの変な配置になっています。
方や、新規品のほうはオリジナルよりもボディのセンター付近に位置するようになっているだけでなく、ご丁寧にも、縦位置用のホルダー部にも三脚ねじ穴が付いています。
やや幅狭で吊り環とAVコネクタアクセス部を避けた形状になっているLB-EM1よりも縦位置ホルダー部の幅も広く、剛性感(というよりも安心感?)があります。

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LB-EM1はAVコネクタ部のための切り欠きがある。(左) コネクタ部へのアクセスは悪いが強度的には安心。(右)

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意外に複雑に肉抜きされています。

ただし、予想通りAVコネクタ部へのアクセス性は悪化しています。
ちなみに、AVコネクタ部にリモートケーブルなどを接続した状態ではどちらも縦位置でクランプすることは出来ませんので、別途ケーブルスペーサーのような物を準備する必要があります。
(ishida式解決法は高価なケーブルスペーサーではなく、遊休品の汎用L型クランプを重ね付けで…)
または、スマートフォンとの連携で、Wi-Fi接続してリモートシャッター機能を使うことで補うのが現代的な解決手法でしょうか?カメラもスマホも電池消耗が心配だけど(^^;

【 Commlite FT-MFT マウントアダプター 】

前回、「FOTOGA」製のマウントアダプタを購入しましたが、樹脂製のボディは重量級のレンズにはあまりにも約不足で不安を感じ、再度購入したのがこちら。(既に写真の中では登場済みですが)
ボディもアルミ製だし、マウント部の勘合も多少はしっかりしていて好印象です。
ただし、純正品のように坊塵防滴には非対応です。
レンズも防滴構造ではないのでそんなに気にしなくてもよいと思いますが、マウント部からの水の浸入を受けるとボディにも影響があるので、アダプタも防滴のほうがうれしいとも言えますね。

レンズ着脱用のレバー形状はボディ側に向かって押す形状で、FOTOGAの単なるプッシュボタン方式のように握った拍子にロックが外れるということも起きにくくて、わりと使いやすく出来ています。

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------- その7 へ続く -------