前回2021年12月23日の「南沢山」では好天には恵まれましたが、ちょっと考えすぎて霧氷の発生を外してしまったので、お正月休みを外しつつ再び気圧配置や天気予報・GPV気象予報などを見ながら霧氷の発生しそうな日を再度狙ってみました。 体調の不安さえなければいつでも行けるんだから「数打ちゃ当たる」くらいの軽い気持ちで行けばいいんですが、遠征費用も心配しないとね…(^^;
好天かつ前日に降雪があるとの予報で、更には多くの官公庁や企業がお仕事に入っているはずの1月5日を決行日とし、例によって午前三時の目覚ましで起きだし、朝食を済ませて自宅を出発です。 強い冷え込みで降るような星空の下、コンビニでの買い出しも済ませて今日も相棒のエブリちゃんを目的地に向けて走らせます。 道中は津具から先には路面に多少の雪はありますが、順調に平谷まで走れました。 いつもの休憩地点である平谷の道の駅手前の峠道での気温は−9℃、治部坂への登り口での気温は−11℃と、今回は予報よりも大幅に気温が低い…こんなこともあるのね(^^; ただ、前日夕方のライブカメラ映像では治部坂峠までは積雪がありますが、伊那谷側の阿智村の国道にはほとんど積雪の形跡はありませんでした。 寒原峠から先は予想通りほとんど雪も踏まず、昼神温泉を通過しつつ登山口のある「ふるさと村自然園」を目指します。
国道を左折すると一気に雪道となり、雪の上には多数の轍があってよく踏まれてはいますが今日のものなのか昨日のものなのかはよく判りませんね。(めちゃくちゃ蛇行した痕もあって怖い…) 途中の管理棟に立ち寄って管理料¥200をポストに投入・駐車許可証を借用しましたが、受付けリストへの記入はishidaが一番乗りでした。 しかし、キャンプ場前の登山口駐車場に入ると、既に先行の5台の車が停まっています。 そのうえ、到着した6:37時点では少なくとも3台の車は既に出発した後のようです…(^^; 以前は土・日の登山でも誰にも会わなかったこともあるくらいでしたが、今はSNSなどで話題になることが多いためか、コロナ禍でのアウトドアブームもあってか、やっぱり人気の山なんですね。
何となくお腹は中途半端だったので2度目の朝食はとらず、そそくさと準備します。 今日は雪も十分あってよく踏まれているようなのでスノーシューはザックに括り付け、チェーンスパイクを装着して歩き始めます。
前日までの登山者の足跡もそのまま残っているし、雪面への落書きなども全く埋まっていないことから、昨日の時点で北陸から飛騨方面に雪を降らせた雪雲もこの山域まではほとんど到達していなかったようです。
登山口からしっかり積雪があります。(左) もう朝日が射しています。(右)
予想に反して温度が低すぎて絶対湿度があまり高くなかったため、今日も霧氷が満開とまではいかないかもしれませんが、2週間前よりは好条件なのを期待して登ります。 中間点を過ぎていったん沢コース分岐へ下った後で再び登りにかかり、「ボブスレーコース」の先で大岩を通過すると、行く先の木々の梢に霧氷が見えてきました。
コース中で唯一の岩。つっかえ棒が多数。(左) いよいよ霧氷が現れるとテンションが上がる。(右)
霧氷を纏った木々の中へ突入すると、ishidaの脳内のスイッチが切り替わってテンションも上がります(が、歩行ペースは下がります)。 意識がすっかり撮影モードに切り替わり、止まったり振り返ったりしながら2台のカメラでどんどん写真撮影していると後続の方が追い付いてきたので先行してもらいましたが、その後は一緒になって同じようなポイントで撮影していたため、南沢山までそのまま同じペースで到着しました。
霧氷はやっぱり青空に映えるね。
しばらくはずっと上ばかり見て歩いてます(^^)
樹種によっても表情が違って良いよね。
木々の向こうに富士見台や恵那山、横川山が見える。
逆光で輝く姿も繊細で良いね。(左) カラマツが現れると南沢山山頂はすぐそこ。(右)
南沢山山頂域に到着。
一緒に到着した方(やはり昨年末に南沢山に来てホワイトアウトだったそうです)と、先に山頂で写真撮影していた方も交えて西側の山座同定などすると、白山には雲がかかっていて見えませんが、普段はあまり見えない名古屋の市街地や鈴鹿山系もよく見えます。 しかし、笹原の雪の量を見ると思ったよりも積雪量は少なくて、スノーシューで自由に歩き回るのはちょっと難しそう。(笹の下まで踏み抜くと笹下の空洞にスノーシューが入ってしまい、足を抜くのに難儀した経験あり) でも、せっかくスノーシューを担いできたんだし、つぼ足では無理でもスノーシューなら何とか笹原に入れそうだなと思いなおして、山頂から笹原の境界を少し進んだドウダンのトンネルの陰でスノーシューを装着しました。(とりあえず今回の登山靴「スカルパ シャルモGTX」+ネオプレン製ブーツカバーの組み合わせは初めてなので、傾斜の無い雪原で試用も兼ねての使用です) しかし、材質の劣化と低温の相乗効果か、今までになくベルトが固く感じるうえに実際に年末に調整した時に比べても装着にてこずってしまいました。 そもそも、2011年モデルのライトニングアッセントってこのベルトがマイナーチェンジで改悪していて、余ったベルトをアルミ製のピンに差し込んで固定するのがあまりにも操作性が悪くて、1年でまたチェンジしているという曰くつきのやつなんです…(^^;
笹原に踏み込んでみると、案の定ですが表面のクラスト層も含めて笹の下の空洞までズボッとふんごんで(三河弁)ふくらはぎまで沈んでしまいます。 それでもわざわざスノーシューを持ってきた特権(?)を行使するため、無理やりですが笹原を進んで、登山道からは見られない景色を楽しみつつ撮影に精を出します。
雪の量は多そうに見えますが、まだスノーシュー向きではなさそう。
針葉樹への着氷は進んでいます。(左) 笹原に入って自由に(不自由に?)歩いて撮影します。
登山道からは見られない眺めを求めて(^^)
カラマツ林を越える場所でいったん登山道近くへ。(左) 笹原ではけっこう沈んでいます。(右)
台地の端から見える御岳。右には乗鞍と穂高。
カラマツ越しに見る横川山は結構好き。
カラマツ林を越えて横川山に面した南の台地の笹原に抜けるころには先行した人たちが横川山の山頂に到達しているのが見えました。(ふらふら寄り道しているのはishidaだけ) 踏み抜く度にスノーシューにクラストした雪の層が乗っかってきていい加減足上げの重さにうんざりしますが、横川山との鞍部に向かう辺りまでは頑張って笹原を進みました。
南の台地から西を見ると、鈴鹿山系や名古屋市街のビル群も見える。
台地の端から横川山との鞍部に向かいます。
まだこれも登山道を歩いていては見えない風景です(^^)
林縁の登山道まで戻ろうかと思っても、けっこう遠い(^^;
白いクリスマスツリー群。
笹原との境界にずらりと並んでいます。
登山道に戻ってみるとやはり先行の足跡にはスノーシューで踏んだ跡は無くて、「笹原を歩く苦労もスノーシューを担いできた特権だよね」と疲れた自分を納得させます。 鞍部を過ぎて横川山への登りにかかると、いつものことですがしょっちゅう振り返っては移り変わる北側の風景に見とれつついつもにも増して写真撮影で立ち止まる回数が多くなってなかなか進まないのがishida式です。 ちなみに、ishidaは歩行中にカメラがぶらぶらしたり太ももに当たるのがけっこう不快で無駄な体力消耗に感じるので、今回は行動中にカメラが動かないようにショックコードとフックを組み合わせたホルダーをザックに装着してあったのですが、大きく振られるとフックが外れてしまうため更なる改善が必要でした…(^^;
鞍部の東側の斜面の木々もびっしり着氷しています。
場所によってはこんなにエビの尻尾が…だんだんエビフライに見えてきた。
直接風が吹き付ける場所ではエビの尻尾が風上側に成長します。
急斜面の崩壊地脇から上部の立ち枯れ木群を見上げる。
振り返ると、南沢山の背後に中央アルプスが顔を出す。
枯れ木を見上げるこのアングルも毎回撮影している気がする(^^)
やはり前回来た時とは全く違う表情を見せてくれる、いつ来ても見飽きない風景が続きます。 崩壊地の立ち枯れ木群辺りで撮影していると、今日初めて下山してくる人たちともすれ違うようになります。 とはいえ、だんだんお日様も高くなってきますが終始低温が続いているためか、霧氷の落下はまだ最小限に見えるのであまり慌てずに撮影にいそしみます。 崩壊地の脇を過ぎて立ち枯れ木群横の急斜面を越えると、いよいよ山頂までの道の脇に居並ぶモンスター群が姿を現します。
高度を上げると次第に南沢山南面の台地が見渡せます。
立ち枯れ木群脇の急登を過ぎると、山頂へと続くモンスターの群れが現れる。
この小ピークまで行けば、後は山頂までまっすぐ登るだけ。
お出迎えのモンスターたち。
久々に履くスノーシューの重さのせいか、笹原の踏み抜きで体力を消耗したためか、単なる体力不足か(^^;最後の登りがけっこう堪えますが、次々表情の変わるモンスター達のお出迎えに励まされながら横川山の山頂にやっと到着!です。 登山口から横川山まで2時間弱で登ってしまった前回とは違って、今日は3時間半かかっているので、スノーシュー装着や歩行でのロスだけでなく、写真撮影と体力的なものも含めてかなり時間がかかってしまったようですね。
到着しました横川山山頂!東の空には本当に雲一つない!
南木曽岳もだんだん白くなってきました。御岳、乗鞍、穂高から大天井、常念まで見える。
かなり積雪も増えましたが、まだまだ黒い富士見台と恵那山。
茶臼岳から荒川岳へと続く南アルプス南部の稜線。
塩見岳から北岳へと続く南アルプス中・北部の稜線。
南アルプス北部の仙丈ケ岳、甲斐駒ヶ岳、鋸岳。
横川山からの恵那山をアップで。
横川山からの富士見台もズームアップ。山頂に登山者が見える。
今回も前回に引き続き第2プランとして富士見台への往復も考えていましたが、時間的にも体力的にも難しいため、とりあえずは稜線を南に向かってお昼に引き返すプランにしようと思います。 山頂で食事中だった山慣れた感じの同年代くらいの方に「富士見台まで行かれますか?」と聞かれましたが、「時間も遅くなっちゃったし、富士見台は難しいので行けるところまで行って戻るつもりです」と正直に(?)伝え、お互いの安全登山を祈願して先へと進みます。
横川山の山頂から先のルートには今日つけられたと思われるの往復の足跡が残っています。 一人が往復したのか、二人がそれぞれ富士見台からとこちら側から縦走した片道なのかはよく判りませんが、一見した感じは同じアイゼン装着での歩行に見えます。 見渡す限りはトレースは少なくとも1578mピークまでは続いているように見えますが、よく見ると富士見台側のルートには足跡はないようなのでやはり横川山からの往復の足跡でしょう。
季節外れの桜の開花…じゃないですね(^^;
霧氷の名残りが無ければ秋のような様相です。
横川源流の谷を隔てて富士見台が大きく見える。
横川山の南斜面を見ると、やはり積雪量はとりわけ少ない。
積雪が少ない代わりに、横川の谷に向かって霧氷の発達は顕著です。
針葉樹への着氷は風下側が特に顕著。
迫力があります。
積雪の少なさと霧氷の発達が対比的で特徴のある風景ですね。
富士見台が意外に近く感じますが、この先の横川の谷から220mくらいの標高差があります(^^;
地面にエビの尻尾が成長しているように見える独特の景観です。
針葉樹にはエビの尻尾が成長して荒々しいくらい。
横川山から富士見台へと続くルートは一見すると笹原の中に登山道がきれいに見えて平坦で歩きやすそうに感じますが、先行の足跡はたぶん膝くらいまで沈み込んでいるようで、実は意外に雪が吹き溜まっているためアイゼンでは沈み込みが大きくて歩きづらかったのではないでしょうか。 自分も以前に経験していますが、積雪(※)が一気に増えるこの時期はこのルートを歩く人も少なくなって登山道の雪もあまり踏まれていないため、今日はishidaの25インチサイズのスノーシューでもけっこう沈んでしまいました。 ※十把一絡げに「積雪」と呼んでしまっていますが、実はこの笹原の「雪」に見えるものは霧氷の付着・堆積によるものの割合が多いと思われます。 風で動きやすい背の高い笹には着氷は発達せず、硬い木の枝や針葉樹には顕著に発達していますが、富士見台周辺では稜線辺りの背の低い笹がいったん雪に埋まってしまうと急激に着氷が進み、地面にエビの尻尾が成長する独特の景観を呈しています。
これも2週間前に同じような写真を撮った(^^)
横川の谷・伊那谷を隔てて南アルプスの稜線。相変わらず雲一つない。
横川山の向こうに中央アルプス。これも2週間前と同じようなアングル(^^)。
振り返ると横川山の右手に再び中央アルプスが見えてくるお気に入りの風景も見渡せ、横川の谷を隔てた東側の南アルプスの景観も大好きです。 横川山の山頂を見ると、思った以上にたくさんの登山者の姿が確認でき、やっぱり最近のこの山域の人気の高さを実感します。
その先、大した傾斜ではありませんが意外に脚に堪える登りをこなすと、全体が平坦な台地状の1578mピークの一角に出ます。 ぽつんと立っている木に前回も見た「湯舟沢山 1570m」と書かれたかわいらしい看板が取り付けてあり、その先の登山道にはトレースは全くありませんでした。 やはり先行の人も横川山からこのピークまで来てUターンしていったんですね。
1578m標高点のピークに到着です。
先行の方が着氷を落としたのかな?実際の標高点は1578mです。
看板の先にはトレースはありません。(左) 真っ新の雪にishidaのトレースを刻みます。(右)
横川の源流の谷に入ります。
ピークの先は多少のコブはありますが、横川の源流の谷に向かって高度を下げて行きながら富士見台の尾根に居並ぶ霧氷を纏った針葉樹群がきれいに見える場所を探しながら歩きます。 尾根を外れて谷筋に入ってゆく手前まで行き、時計を見るともうすぐ正午になります。 とりあえず予定通りUターンし、1578mピークの台地上の眺めがよくて風のなさそうな場所を踏み固めて昼食用のお店を広げます。 相変わらず気温は氷点下だと思いますが、正午の陽射しがポカポカして重ね着は不要な感じで、のんびりバーナーを準備してお湯を沸かしながらのお食事タイムです。 パンとカップヌードル(今回はカレー)の昼食をとったら寝転がりたいくらいの気分ですが、せっかくここまで来たので(貧乏性の?ishidaですから)広い山頂をスノーシューで歩き回って写真撮影にも精を出しました。
横川の源流手前から見る富士見台側の尾根。
これも前回と同じような写真が多数(^^)
このたおやかな笹原と針葉樹を抱く尾根は大好き。
周囲の立ち枯れには着氷が発達しています。
富士見台のピークと横川の谷。下に見える小ピークの先まで歩きました。
もう一度富士見台のピークをズームアップ。山頂の看板は見えますが、もう人影は無い?
ひとしきり歩き回って写真撮影した後、荷物のお片付け前にスノーシューの締め付け具合いなどを直そうと思って見たら、あっと驚き!右側のベルトが一本ちょん切れています。 反対側も切れかかっているものがあるし、装着時に「低温でベルトが硬いなあ」と思っていましたが想像以上に劣化が進んでいたんですかね。 とりあえずは装着には不都合なさそうだったので締め付け具合いをお直ししつつ、この先には難所は無いので様子を見ながら歩くことにしましょうか…。
戻りながら見る横川山の山頂にはまだ多くの人影が見えました。
1578mピークを振り返ると、もう午後の陽射し。
谷筋が陰って、すでに夕方感を感じる?時刻は13:53だけど。
往路と同じルートを戻りながら振り返ると、午後の陽射しで風景の見え方も変わっていますね。 といってもちょっと予定よりものんびりしすぎな感じなので、いくら光線の状態が違って風景も変わるとはいえ少し写真撮影をセーブしたほうが良いかしら?(でも、結局午後のほうが光線の具合が良い場所ではついつい撮影で足が止まってしまうishidaです。)
霧氷の木々と聖岳、赤石岳。
富士見台のピーク。
横川の谷筋の霧氷はすっかり消えてしまいました。
普段はあまり登場しない池口岳と光岳などの南アルプス深南部の山。
撮影を控えめにと思ったはずが、西面に発達した霧氷に午後の陽射しが当たってくるだけでなく、午前中は逆光気味の南アルプスに陽射しが入って雪稜や尾根の表情がはっきり見えるようになる時間帯となり、かえって普段よりも撮影枚数が増えている気がするのは気のせいでしょうか(笑) 特に南アルプスの前山は中央構造線の破砕帯を含むためか、独特の浸食によるちりめん状の谷の表情がよく見えて興味深いです。 逆に北側に位置する中央アルプスや北アルプス方面は、完全な順光になるお昼以降の時間帯には「のっぺり」とした表情になってしまうのが残念…
そんなこんなで、最後の登りを過ぎて(実は北斜面側に入り込んで写真撮影の寄り道もしつつ)やっと横川山の山頂に戻ってきましたが、もちろん山頂にはもう誰もいませんでした(^^;
横川山山頂(実はここはルート外ですが)に戻りました。朝よりも北アルプスがくっきり。
御岳もくっきり。
穂高と大天井、常念。手前は南木曽岳。
エビの尻尾と中央アルプス。
エビの尻尾が発達した立ち枯れ木と御岳。
横川山山頂に戻りました。
東の尾根の霧氷もすっかり消えています。
三巨峰の揃い踏みともこれでサヨナラ。
最後に穂高をアップで。
乗鞍も良い姿ですね。
スキーとかでは山麓に行ったけど、そういえば御岳も1回しか登ってなかった。
横川山から見える山々にお別れし、ここからは本当に(^^)ペースアップして下ることにします。 下りながら眺める南沢山の南台地にはishidaが往路で刻んだトレースが午前中よりもくっきり見えるなあと思いましたが、よくよく見ると鞍部から先には自分のものではないスノーシューの足跡が現れ、ishidaのトレース上を誰かが重ねてたどったため余計にくっきり見えるようになたようです。 (帰宅後に画像で確認したら、鞍部付近から南沢山方向に進み、途中まで行ってUターンして戻っているように見えるので、やっぱり笹と沈み込みの多さでギブアップしちゃったんでしょうか。) 今日の登山者の中でスノーシューはishida以外はその一人だけだったようで、つぼ足で歩いた登山道の踏み跡の幅が狭くてちょっと歩きづらいですね。
山頂下のモンスター群。
モンスター群ともお別れです。
午後の空がより深い青に感じる。
台地の笹原を横切るトレース。右からishidaのトレースに入って、途中で戻っているように見える。
復路で初めて歩く台地の端の登山道。思ったより吹き溜まってます。
登山道を忠実にたどって帰ります。
往路とは違って登山道を忠実にたどって南沢山の山頂まで戻り、スノーシューを撤収してチェーンスパイクにチェンジします。 スノーシューのバンドは横川山からの下りで更にもう1本切れていましたが、4ストラップタイプなのでとりあえず問題なく機能は果たしてくれましたが、帰ってから対策なり修理(買い替えは嫌だけど)について検討が必要ですね。
すっかり霧氷の落ちた登山道。(左) つっかえ棒の大岩。なんか手前の雪に人拓?(右)
南沢山から先はすでに霧氷も落ち切ってしまっていることもあり、記録のための写真撮影以外はほぼノンストップで下り、エブリちゃんの待つ駐車場まで1時間で戻りました。 駐車場では3組の人たちが帰り支度をしていましたが、あっと驚きの駐車場満杯で路上駐車までされていました。ううむ、やはり昨今の南沢山人気、侮りがたし…
今日は時間も遅めなので店仕舞い後に駐車カードを管理棟に返却してそのまま帰路につき、ノンストップ&ハイスピード(?)でお気に入りの「珈琲の店
らんぷ」まで爆走、晩御飯に「バーグ焼きカレー」を食して帰宅しました。
帰宅後に「MSR ライトニングアッセント
破損」みたいなキーワードで検索してみると、やはり経年劣化によるバンドの断裂はよくあることのようで、当たり前ですが交換部品があるようです。 でも、実際には靴を載せる「デッキ」部分も同様にウレタン樹脂で出来ており、ここが登山中にバラバラになったという記事も見かけてちょっと意気消沈。 デッキ部分を交換するパーツもあるようですが、価格なども考えたらもっと改良されていると思われる新型とか、使い捨て前提の安物でも良いんではとか…でも、ライトニングシリーズのグリップ力に勝るものは無いかなあとか、雑念がいっぱい湧いてきました…(^^;;;;;;;
--------------------------------- 本日の行程 -----------------------------------------
自宅 3:38 〜 買い出し・R257・R153経由 〜
5:45 平谷 6:00 〜 6:37 駐車場 (135Km)
登山口 7:13
--- 7:45 立ち枯れ木 --- 8:10 中間点 --- 9:03 南沢山(1564m)
9:15 --
-- スノーシュー装着等 9:27 ---
10:00 最低鞍部 --- 10:45 横川山(1620m) 10:50 --
-- 11:40 1578mピーク
--- 11:59 横川源流手前
--- 12:35 1578mピーク (昼食etc.) 13:32 --
-- 14:20 横川山 14:30
--- 15:10 南沢山(スノーシュー収納等) 15:20 --- 15:50 中間点 --
-- 15:40
大岩 --- 16:04 立ち枯れ木 --- 16:18 登山口(歩行距離13.5Km)
駐車場 16:37
〜 18:57 らんぷ 19:44 〜 20:16 自宅 (270Km) |