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昆虫の体は、(一部の例外を除いて)全て共通の基本構造をもっています。
頭部・胸部・腹部の3つに分かれた体、頭部に2対の触角、胸部に3対の脚と2対の翅(はね)。MUSHI_1.JPG - 24,043BYTES


種類によって特殊化したり、退化してしまっていることもありますが、基本的に上記の特徴をもった共通の祖先から分岐した一族です。

(例外として、トビムシやシミなど最も初期に登場したものはまだ翅は持っていなかったそうです)

深海や極地を除いた全世界で繁栄して、地球は「昆虫の惑星」であるといわれるほど適応放散しています。
成長に従って脱皮を繰り返し、姿を変えていきます(変態)。
変態の仕方は以下のように分かれます。

 

不完全変態

@トンボ、カゲロウ、セミなど

成虫と幼虫では生活様式がまったく違うが、体構造は基本的に成虫に準じ(翅芽を持つ等)蛹の状態を経ずに成虫になる。

カゲロウは幼虫と成虫の間にもうひとつ「亜成虫」という段階がある。

Aカマキリ、ゴキブリ、カメムシなど

成虫のミニチュア版として孵化し、食生活や体構造までほとんど同じ。

完全変態

身近なものでは蝶や蜂、甲虫類がそれに当たります。成虫と幼虫の姿(体構造)や食生活がまったく違い、蛹の状態を経て成虫になる。

蛹の状態が不完全変態する昆虫の幼虫期に当たるようなもので、芋虫状の幼虫は言ってみれば胎児のようなもの(?)だとか。

哺乳類などが、胎児の間に進化の過程を再現するように、昆虫も多足類(ムカデみたいなの)から進化した過程を再現するのでしょうか?

腹節に肢があったり胸部が三つに分かれていたりする芋虫は確かに6本脚に進化する前の昆虫の姿をあらわしているのかも。確かに胎児みたい。

アゲハの幼虫を飼ったときも、各体節毎に成虫になった時の体構造との対応があるのがわかりました。

完全変態の昆虫の多くは、幼虫期の成長の為に成虫と違う手に入りやすい食物をとることで競合を避けることに成功したんですね。

蝶などは年に数世代発生する(多化性)のも普通なので、幼虫と成虫はなるべく別の食事を摂るほうが都合がよいということもあるかな?

空を飛ばない幼虫としては低カロリーな食物でも、大量に食べることで早い成長(または大型化)が望めるということですね。
また、ツチハンミョウなどは蛹の前に疑蛹(ぎよう)という蛹に似た動かない世代があるそうです。(過変態)

無変態
これは非常に特殊ですが、シミなどのように変態せずにずっと脱皮を繰り返すものもあります。

昆虫の分類別のアルバム
(図鑑というにはあまりにも‥なので、あくまでもアルバムとしておきます)
基本的には「種類別詳細ページの写真」に比重を置いていますので、概要についてはかなり大雑把です。
体系的な図鑑といった体裁にはなっていませんが、なるべく近い種類やよく似た種類でまとめるつもりです。

種名については出来る限り調べていますが、なにぶんにも素人ですので間違いの可能性もあります。
もし間違い等にお気付きでしたら、お手数ですがお知らせ頂けると有難いです。

鱗翅目(チョウ目)・・・蝶、蛾の仲間
双翅目(ハエ目)・・・ハエ、アブ、蚊など
膜翅目(ハチ目)・・・ハチ、アリなど
鞘翅目(甲虫目)・・・コガネムシやカミキリ、ハンミョウなど多彩
半翅目(カメムシ目)・・・カメムシ、セミ、ヨコバイ、アブラムシ(アリマキ)など
蜻蛉目ンボ目)・・・トンボ
その他の昆虫@
 直翅目(バッタ目)・・・バッタやコオロギなど
 カマキリ目・・・カマキリ
 ナナフシ目・・・ナナフシ
 ゴキブリ目・・・ゴキブリ
その他の昆虫A
 脈翅目(アミメカゲロウ目)・・・ウスバカゲロウ、クサカゲロウなど
 カゲロウ目・・・カゲロウ
 シリアゲムシ目・・・シリアゲムシ
 ハサミムシ目・・・ハサミムシ
 チャタテムシ目・・・チャタテムシ
 
シミ目・・・シミ
 イシノミ目・・・イシノミ
 トビムシ目・・・トビムシ


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