オキナワアオジョウカイ 

甲虫目 ジョウカイボン科  体長18mm前後

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わずかな木漏れ日が差した瞬間。

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本土に分布する「アオジョウカイ」と近縁で、鮮やかな前胸背板と、メタリックな輝きが美しいジョウカイボンです。
沖縄本島ではやはり近縁な「アマミアオジョウカイ」も生息していますが、本種のほうがより大型で前胸背板が扁平、肢の基部まで黒い(「アマミ」は基部が赤褐色)といった違いがあるようです。

オキナワトラフハナムグリ」や「オオシマカクムネベニボタル」と並ぶ、沖縄の初夏を代表する昆虫のうちの一つだという認識ですが、2017年の沖縄遠征では微妙に時期が合わず、出会うことが出来ませんでした。
2018年は時期を少し早めて遠征計画を立てましたが、初夏の訪れが早まったと思った直後に全国的な寒波の襲来に遭遇し、沖縄でも夜間に一桁の気温となってしまう状況となってしまいました。

奇しくも、本格的な寒波に襲われる前日と、寒波が去った最終日前日に何とか出会うことができ、ちょっと念願がかなって感激。
しかし、出会ったのはメスのみ、そのうえメタリックな昆虫の常で「フラッシュを発光させると残念な色合いになってしまう」典型で、撮影者泣かせ…明るい環境で出会いたかった(^^;