オキナワトラフハナムグリ

甲虫目 コガネムシ科  約13mm

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4月下旬の沖縄遠征で、やんばるの森を歩いて一頭だけ出会うことが出来ました。
時期的には既に発生のピークは過ぎていたようですから、出会えただけでもうれしい気がしました(^o^)

本土の「オオトラフコガネ」の近縁種で、一回り小さいことを除けば姿かたちはよく似た印象です。
和名がコガネだったりハナムグリだったりとややこしいですが、どちらも同属の近縁種です。(図鑑でも年代や著者によって様々)

本種の場合は、「オオシマトラフコガネ」の別名もありますが、この名前は琉球諸島全体に分布するもののことで、沖縄本島と久米島に分布するものを別亜種として「オキナワトラフハナムグリ」と呼んでいるようです。

体色や模様には変異があり、写真は一般的な体色のオスですが、オスの中にも地色が黒いものが現れますが、出現率は低いそうです。
今回確認できませんでしたが、メスは全て地色が黒とのことです。

--------------------------- 2018.05.18 写真追加 ---------------------------------

2018年は少し時期を早めての沖縄遠征としましたが、季節外れの寒波に見舞われてしまいました。
色々と下調べなどもしておきましたが、「やんばる」の森での初夏の生き物たちとの遭遇はやや低調でした。
そんな中でも、やんばるの初夏を代表する昆虫の一つである本種とは10頭くらい遭遇しました。
黒化型のオスや、そもそも出現数が少ないメスとは出会えませんでしたが、それでも一頭として同じ斑紋の個体はいないと言えるくらいの個体差があるんですね。
全てではありませんが、代表的なものの写真を羅列します。

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