ミスジハエトリ 

ハエトリグモ科  体長6mm前後

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オスの成体は額が赤く、前脚が黒い。

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これはオスの亜成体?額の赤みが薄く、前脚も黒くない。

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メスは黒褐色のタイプと茶褐色のタイプの両方ある?これは黒褐色タイプ。

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これはメスの茶褐色タイプ。

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我が家では「チャスジハエトリ」と並んで、最も普通のハエトリグモです。
ずっと以前はどちらもはっきり区別していませんでした…(^^;

オスの姿は「チャスジハエトリ」によく似ていて、若干小型で額が赤いのが特徴です。
動きは活発で、よく見かける割には撮影しにくいものの一つです。
人の動きに対しても敏感で、目が合うと(?)しきりに触肢を動かして「アゴ出し」と呼ばれる威嚇動作をします。


メスの体色は黒褐色で腹部に茶色い縦筋のあるのものと、明るい茶褐色に腹部にうっすらと茶色い縦筋のあるものの2タイプいるようです。
南方に行くほど明るい色のものが多くなるとのことですが、自宅周辺では割合は半々くらいでしょうか?

我が家の屋内ではヤモリが住み着くようになってからは「チャスジ」「ミスジ」ともに生息数が激減してしまいました。(不思議と「アシダカグモ」はあまり減少していない?)
また、ishidaの自宅付近ではあまり見られない南方系の「アダンソンハエトリ」の分布北上に伴い、住処が競合する本種が駆逐されているとの話もありちょっと心配です。