ishida式の剣岳・立山登山(1)
2008年7月29日(火)〜31日(木) 夏休みを利用して行って来ました。

今年2008年の前期夏休み期間は7月27日(日)〜8月3日(日)の8日間です

 

いろいろ考えていたのですが、GWにテント泊で出掛けるつもりが日帰りとなったこともあって、出来ればテント泊の山行がしたいという希望がありました。
また、せっかくの長い休みでもあり、普段は行けない東北地方の山にも行ってみたいというのもありました。
しかし、東北地方はここ数年は地震続き、今年6月23日の岩手宮城内陸地震などの影響も心配で、情報収集も(移動も)たいへんなことから、第二の候補だった「立山・室堂エリア」が急浮上しました。

今年7月の「東海北陸道全通」により富山方面へのアクセスが良くなって、移動距離・時間が短縮されたこともあって、予定が立てやすいのも魅力です。

ここはひとつ室堂を起点に剣岳へ登り、(体力に余裕があれば)立山を縦走してやろうという事にしました。

 

当初は、7/27(日)に準備をして7/28(月)早朝に出発、7/30(水)下山、7/31(木)は予備日(元気があれば帰路に昨年も行った籾糠山も登ろう)と考えていましたが、この時期にしては珍しく日本海側に前線が停滞して荒れた天気が予想されたため出発を一日遅らせての決行となりました。
実際、7/27〜28間は、近畿や北陸では荒天による事故が多発しましたね。

 

7/29(火)早朝に自宅を出発して朝食を調達後、AM3:00に国道23号線バイパス、オレンジロード経由で東名高速音羽蒲郡ICをAM3:40に通過し、豊田JCTで東海環状〜美濃JCより東海北陸道〜小矢部砺波JCTにて北陸道〜富山ICまで走って、立山駅にAM7:00に到着しました。途中は東海北陸道の一部区間で雨、走行距離は約350kmでした。

 


 

駅前の無料駐車場に駐車後、着替えの前に駅まで行って立山駅〜美女平〜室堂行きの往復乗車券を購入しました。

往復(5日間有効)で4200円のところ、JAFメイト6月号(だったと思う)の巻末の立山黒部アルペンルート用割引クーポンを使用して10%OFFの3780円でした。
「7:20のケーブルカーに乗りますか?」と聞かれたが、朝食や着替えなどを考えて、次の7:40発にしてもらいました。

 

車に戻って着替えを出そうとすると、なにやら湿ってる?よく見ると、ザックの周辺全体が湿っているのは「ハイドレーションバッグ」の中身がこぼれた様子。

ザックを開けて確認すると、飲み口のバルブが圧迫されて開いてしまったのか、1リットル作ってあったポカリスエットの大半が漏れてしまったようです。

ザックの中の荷物などはそれなりに防水してあるので大丈夫ですが、帰りに着替えるために別の布袋に入れてあったシャツやパンツはぐっしょり…

処理に追われて朝食を摂る時間がなくなってしまったので、そのままザックに入れて急いで駅の乗り場に向います。

慌てて出発したら、着替えカバンの中に帽子を忘れてしまいました…後々影響大。

 

あとは大きなトラブルも無く(?)ケーブルカーに乗車して美女平駅に到着。

更に高原バスに乗り継いで室堂到着です。(バスの手回り品きっぷ300円)

ブナ平よりも上部は完全にガスの中で、室堂でも回りは真っ白で視界は利きません。

戻ってくる登山者は、けっこう皆さんカッパ着用。

自分もカッパを出して着てみると、袋の中にポカリスエットが侵入したようで、カッパの内外はぐっしょり。襟からはひたひたと雫が垂れる状態でちょっとブルーになりました。

外の広場で朝食タイムとします。

 

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AM9:00 カッパを着込んで朝食タイム(左) 室堂バスターミナル前。ガスが少しづつ晴れてきました。(右)

 

 

 

食事中にガスが切れはじめ、周辺が少しづつ見渡せるようになってきたので、多少気持ちも晴れてきたかしら?

朝食後はこぼれてしまったポカリスエットを1リットル分調合しておきます。

 

10:10頃カッパも脱いで、雷鳥沢を経て雷鳥坂方面に向います

本当のところはもう少し余裕がある予定だったんですが、浸水事件などでロス時間が出てしまいましたね。

途中、たまに雲が切れた一瞬、立山の山頂部も見えました。

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雷鳥沢の向こうに雷鳥坂と別山乗越が見えます。(左) 一瞬見えた立山と真砂岳。(右)


雷鳥沢の野営場を抜け、沢を渡って雷鳥坂への登りに入ります。

登り口のすぐ上部にはまだ雪渓が残っていますが、傾斜もゆるくて楽チンですね。(ナゼか雪の上を歩くと嬉しいishidaです。)

登るにつれて、雲の切れ間から室堂周辺の景色が見えてきますが、残念ながらすっきり晴れることはありませんでした。

途中で休憩をとって昼食とします。

さすがに雷鳥坂だけあって、休憩している脇の3mほどの距離に雷鳥の番いが出現しました。

登山道が小稜線上に入り、その先で少し傾斜が緩くなると別山乗越はすぐです。

食事の時間含め、雷鳥沢からちょうど2時間の行程でした。

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少しの距離ですが、雪渓を登ります。(左) 雷鳥沢方面を振り返る。(右)

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雷鳥坂で出会った雷鳥。(左) 別山乗越手前より雷鳥沢方面を振り返る。(右)

 

とりあえず、別山乗越に建つ「剣御前小屋」前で小休止。

時折り雲が切れると、剣沢小屋が下のほうに見えます。せっかく登ったのに…(^^)

別山乗越からは左手に大日岳方向からの登路、剣御前へのルート、剣御前の山腹をトラバースして剣山荘へ向かう道が分岐、右には別山〜真砂岳への縦走路、剣沢への下り道が分岐しています。
未就学児の坊やと小学生の娘さんを連れたお父さんに写真を撮ってもらいました。
やはり天候をみて日程を一日遅らせたとのこと。ishidaと同じく、剣沢でテント二泊だそうです。

ここからは剣沢への下り道を行き、時々雪渓を横切りますが歩き易い道をたどって剣沢のテント場に向けて約30分の道のりで今日の行動予定はお終いです。

 

実は、久々のテント泊での山行なうえ二泊三日とあって、体力面での不安もあったのですが雷鳥坂での登りも(しんどくない訳じゃないですが)まずまず快調でした。
昨年来の富士登山の経験と、仕事以上に力を入れた(^^;山行に向けての体調管理が効きましたね。

 

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別山乗越から剣沢を見下ろす。ishidaの右手の部分に剣沢小屋。
高槻市からみえた子供連れのお父さんに撮って頂きました。


剣沢のテント場奥にある受付けで幕営の申し込み(二泊で1000円)を済ませ、初めて使う新しい一人用テント「アライ トレックライズ」を設営します。

テント場の地面は砂礫のため、なかなかペグが効きません。ポールの張り綱は石をかませて重りの石を乗せてやりました。

おやつの時間にはひととおり今日の仕事も終わり、写真撮影などをしてのんびり過ごせました。

食事も6時ごろには片付けも終わらせてあとは寝るだけ?

 

ちなみに、剣沢からは明日登る予定の剣岳がよく見えるのですが、この日はずっとガスがかかったままでしたが、日没直後に雲の切れ間に一瞬だけ山頂が見えました。

しかし、一瞬だけ垣間見た剣岳の姿は思った以上に(?)急峻で、けっこう男性の中心部が縮むような戦慄さえ覚えました(^^;

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夕方になって立山方面のガスは消えました。(左) 食事の片付けも終わり。向こうのガスの中に剣岳。右手奥が八ツ峰。(右)

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剣御前から黒百合のコル方面はずっと雲が巻く。(左) 日没後のほんの一瞬、剣岳が全貌を現わす。(右)

テントでの宿泊は久し振りでしたが、テント内の配置が悪く、ザックのウエストパッド部分を枕にして寝たら足が曲がってしまい、やや苦しい態勢に。

いまひとつぐっすり寝られず、隣のパーティーがAM2:15頃に活動開始したのもあって、自分も星空を眺めるために起床しました。

空には月も無く、星座が区別できないほどの満天の星にすばるもくっきり分離して見えました。

さらに偶然にも「みずがめ座δ流星群」が7月29日の夜に極大、「山羊座流星群」も7月30日に極大予定を迎えていたため、非常に大きく尾を曳く明るい流星がいくつも見えました。

 

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