ishida式の 南沢山・横川山 登山
2022年12月27日(火)
今冬は久々の全国的なクリスマス豪雪、南信州でも思ったよりも早いスノーシューシーズン?

11月は想定外の家族のコロナ感染・12月は長女の入院の予定があって、なかなか思ったように日程が取れないうちに久々のクリスマス豪雪となってしまい、普段は年内は積雪の少ない南信州の山といえどもさすがに笹原に立つ霧氷のクリスマスツリーは望めない状況ですが、その代わりに例年より早いスノーシュー適期となったようです。

今回の目的地はishida式ではもうお馴染みの「南沢山」ですが、相変わらず体力的には充実していないものの、好天の予報に加えて気温の低下する予想に合わせて日程を決めました。
雪の量によってペースが大幅に変わりますが、今回は南沢山・横川山到達時の時間を見て、余裕があればさらに先の富士見台方面を目指しますが「富士見台まで到達できなければ12時の時点で引き返す」という計画で行く予定です。(今回もCompassで登山計画を提出済み)

当日はいつも通りAM3:00に起床して軽い朝食、近所のコンビニで買い出しして出発です
12月23〜24日にかけては日本海側だけでなく名古屋市街でも10cmの積雪があったほどですが、脊梁山脈に遮られる木曽谷や伊那谷の積雪はそれほどでもなく、事前に道路のライブカメラ映像を見ても大した積雪はなさそう。
ただ、場所によってはシャーベットが凍結している箇所もありそうだなと予想して出掛けました。
平谷の道の駅(盆地なので特に気温が低くて-11℃)で小休止・再度軽い朝食と用足し後にひとっ走りでふるさと村自然園に至り、管理棟で管理料を(今回はPayPayにて)支払ってから登山口駐車場に到着しました。
平日にもかかわらず、今回も既に先行して6台の車が駐車していました。
冬場でもアプローチしやすいということもあって、やっぱり最近の人気は凄いようですね。

エブリちゃんの後席で身支度し、追加の朝食としてゼリーを吸い込んだ後でラジオ体操第一だけはしてからそそくさと出発します。
ishidaより先にすでに先行の三組ほどの人たちが出発していったようですが、今回は体力的な不安もあって、後続の人が多いと何となくプレッシャーを感じる(^^;

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クリスマス豪雪のため雪は豊富で、登山口からずっと雪を踏んで歩けます。(左・右)

中間点手前で先行していた二人の人たちを抜いて中間点先のピークに到達しましたが、周囲の木々には霧氷のカケラさえ見えません
道中も清内路峠方面の尾根には霧氷が見えなかったので、今回は「満開の霧氷」までは期待できないかなあとは思っていましたが…
気温は十分下がっていたと思うけど、湿度が不足だったんでしょうかね…

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雪は十分あって足には優しいのでまだ余裕?(左) 中間点先のピークに到着。霧氷は見えません…(右)

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最盛期なら満開の桜のように霧氷が発生するエリアに入りました。今回はお預け…(^^;;;;;;

沢分岐を過ぎて巻き道に入ると積雪量は一気に増え、周囲の木々の梢にも積雪が目立つようになってきます。
降雪の後もそれなりに低温が続いているようなので、山頂域では霧氷に期待できそうかな?
明るい森を歩きつつ写真を撮っていると、後方から熊鈴の音が近付いてくるようで「さっき抜いたお二人さんが追い付いてきているのかな?」と思ったら、けっこうハイペースの(ishidaよりは大幅に若い感じの)単独行の女性が追い付いてきました。
挨拶して道を譲ったら、ishidaが普通に歩くペースではどんどん離れていってしまい、あっという間に見えなくなってしまいました(^^;;;;;;;;
ワカンを持参されていたので、もしかしたら富士見台まで行く予定なのかな?

二つ目のの支尾根を越えた辺りからは木の間越しに横川山や富士見台が見え始め、横川山北面のカラマツに霧氷が付着しているのが見えます。
そのうちに周囲の梢の天辺にも霧氷が付着し始めてちょっと嬉しい(^^)

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道を譲ったら、あっという間に見えなくなってしまった(^^;(左) 雪の量はかなり多くなりました。(右)

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いつもながら良い枝ぶりです。

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いよいよ周囲の木々にも(わずかながら)霧氷が見えてきた。

行く手の視界が開けると、緩やかな台地状の南沢山の山頂域へ飛び出し、お馴染みの「砂糖菓子の木」がお出迎えしてくれました。
(砂糖菓子の木健在〜と大喜びですが、これは低温続きのお陰で前日あたりの霧氷の名残りのようにも見えますけど…)

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開けた南沢山山頂域に飛び出すと、「砂糖菓子の木」がお出迎えしてくれました。

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「砂糖菓子の木」の向こうに横川山・富士見台・恵那山を望むこの景観も大好き。

今回は登山口からずっと「チェーンスパイク」を履いてきましたが、ルートはよく踏まれているようなので(体力温存のため?)スノーシューで笹原に入り込むのはオミットして、そのまま人様のトレースを盗んで横川山まで行こうと思います
(結果的にはけっこう夏道から外れた場所にトレースが付いていて歩きづらかったけど…)

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 南沢山のすっかり雪で埋まった笹原の台地を抜けて横川山を目指します。

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開けた南沢山の台地から望む御岳。

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夏道からだと中津川はあまりよく見えない。(普段はもっと西寄りをスノーシューで歩くことが多い)

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台地上は西風を遮るものがないのでエビの尻尾がメチャ発達しています。

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見上げる横川山のピーク。霧氷はそこそこ(^^)

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山頂付近をアップ。

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南沢山の台地を振り返る。

台地の南端から横川山への登りにかかると、トレースが錯綜していたり、つぼ足で深く踏まれた跡なども多くて歩きづらい所もありますが、メインのトレースを外さなければチェーンスパイクでも全く問題ありませんでした。
ただ、写真撮影の際にはいつものスノーシューのようなつもりで一歩前に出てしまうと「ズボッ」と踏ん込んでしまう(三河弁)ので注意ですね

横川山に向かって高度を上げながら振り返ると、南沢の台地の向こうから中央アルプスも顔を出してくるだけでなく、南アルプスの尾根も見渡せるようになってきて毎回同じ風景でも見飽きません。

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高度が上がって来るにしたがって、南沢山の台地の向こうに中央アルプス南部の山々が見えてきます。

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中央アルプスの全景が見える。

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中央アルプス南部の山。左から熊沢岳・東川岳・空木岳・南駒ケ岳・仙涯嶺・越百山・安平路山。

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中央アルプス北部の山。左から麦草岳・木曽前岳・木曽駒ケ岳・三沢岳・宝剣岳・伊奈前岳・熊沢岳。

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崩壊地上の立ち枯れと中央アルプス。こちらから見ると、三の沢の懐の深さが判る。

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ほぼ独立峰の南木曽岳。

崩壊地の脇の斜面を登り切った先にはお馴染みのモンスター群がお出迎えです。(今日はまだ発達し切っていないのでプチモンスタークラスですが)
尾根上で強い西風が斜面を登り切った場所になるため、霧氷と地吹雪による着雪の相乗効果なのか、霧氷のハイシーズンには特にこのエリアの霧氷は見応えがあります。
当分は低温続きということであれば、変に雨が降らない限りはこのまま発達しそうですね。

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お馴染みのモンスター群がお出迎え。

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お出迎えの儀仗兵たちが山頂直下まで立ち並びます。

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いよいよ山頂間近。

実際にはいつも息が上がってしまう終盤の登りですが、お天気が良いと何だか辛さも忘れてしまうのは脳内物質のせいか、単なる忘れん坊?
そんなこんなで誰もいない横川山の山頂に到達です。
先行の人は誰もいないということは、みんなさらに南へ進んで富士見台方面に向かっているのかなと思いましたが、今のところは南側の尾根のルートには先行者の姿も足跡も見えません。
写真撮影などしていると、それほど間を置かず先ほどまで下のコルに見えていた二組の後続の人たちも到着です。


横川山の山頂からのパノラマ。(左右にスクロールできます)

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横川山の南には富士見台と恵那山。

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東に延びる尾根と南アルプスのスカイライン。この風景も大好き。

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北には中央アルプスの全景。

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後続の人たちも続々到着。

ishidaの後から到着した先輩(的な年齢の)ご夫婦に「この先ってどんな感じですか?」と聞かれたので、とりあえず踏み跡が見えないのはやはり最近踏まれていない証拠なので、お二人さんはアイゼンでの歩行のため見た目よりも雪が深いと思われる富士見台までは難しいだろうと説明しました。
ただ、クリスマスの降雪後に1578mピークまではある程度人が歩いている可能性が高いため、試しに行ってみたらどうですかとお勧めしたら、早速出掛けてゆきました。
お二人ともishidaよりも年上だと思われますが、何だか元気そうで羨ましい(^^;

ishidaの方といえば、時間的には富士見台方面へ進む余裕はありますが体力的にどうかなとも思うので、後から来た若い二人連れの男性たちとお喋りしながら行動食を食べつつ思案…
結局、天候も含めて条件は悪くないので当初予定通りに「12:00をタイムリミットにして引き返す」というプランとし、ここからスノーシューを装着して歩き始めることにしました。

富士見台へのルートへ向けて歩き出すと、前方には先ほどのご夫婦、さらに先には一筋の踏み跡の先に単独の人影が見えました。
どうやら巻き道で追い抜いて行った女性がワカンで富士見台へ向けて歩いているようですね。

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砂糖菓子の木(その2)です。

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砂糖菓子の木(その3)です。

横川山を出てしばらくは、ルート上は降雪後に思っていたよりも踏まれているようで、それほど歩きづらさはなさそうな感じですね。
トップで富士見台方面へ向かった方のワカンの足跡はそれほど沈んでいませんが、先ほどのアイゼンのお二人さんの足跡は少し踏み外すと所によっては膝近くまで埋まっているようです。

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振り返って見る横川山のピーク。横川山からはいったん下って南に伸びる尾根に入ります。

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これもいつも見るクリスマスツリー群。

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小鞍部から再び1578mピークに向けて登ります。

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鞍部の東側は西風が巻き込むためか、下の方まで霧氷が発達している。

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これも昨年同じ写真を撮った(^^)

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同じ場所で同じ様に撮っても毎年表情は違うよね。

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振り返って見る横川山のピーク。後続の登山者が続々到着しています。

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南側から見る横川山の全景。帰りのことを思うとこの標高差が恨めしい感じ…(^^;

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以前のSNSの投稿で誰かが「歯ブラシ」と言っていた。後ろは富士見台のピーク。

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先輩夫婦が戻って来ました。

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ここにも長く伸びたエビの尻尾。

1578mピークへの登りにかかると、先にそちらへ向かったお二人さんがちょうど戻って来るのに会いましたが、沈み込みよりもアイゼン団子がひどくて歩きづらかったそうです。
先行の方のワカンの足跡を見ると、沈み込みも少なくていい感じそうだったので、今日はワカンの方が取り回しやすくて良かったかも…(車に置いてきちゃったけど)
とはいえ、トレースを外して歩きまわって写真を撮るのはスノーシューに勝るものは無いしね…

1578mピークへ登ってゆくと背後の横川山のピークの隣りに中央アルプスも見えてきて、やっぱり(登りはきつく感じるけど)変化する眺めが良いですね。

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高度を上げてゆくと、横川山の隣りから中央アルプスが見えてきます。

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空木岳から南側の山々です。

大した傾斜ではないのに登りにかかると息が上がってしまい今日も体力不足が露呈しますが、短い登りをこなして1578m標高点のあるピーク(「湯舟沢山 1570m」の山名標識あり)に到着です。
(山名の表記に関する説については2021年12月のレポートにて説明しています)

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1578mピークから見る恵那山。

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1578mピークを過ぎると、いよいよ向かいの尾根のクリスマスツリー群が間近に見えるようになります。

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尾根上の小ピーク付近をアップで。富士見台へ続くルートが見えていますが、まだ誰も踏んでいない?

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よく似た写真を今年も量産(^^)

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実際に撮影しやすいポイントは限られていて、毎回同じ場所で撮っている気がする。

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波平さんの頭の天辺みたいなあたりに向かって登山道が見える。

広い台地状の山頂域を抜け横川源流の谷に向かって下ると、いよいよルート上に残るのは先行したワカンの女性のトレースのみになります。
しかし、時間的には既に目の前に広がる富士見台へ続く大きな尾根上に達していても不思議ではないはずなのに、見渡せるルートには踏み跡も人影も見えてきません。
谷に向けて
暫く下ると件の女性が前から昇って来るのに出会い、理由が判りました。
お話しを聞くと、途中でルートをミスってしまったので戻ってきたとのことでした。
「間違った方へ踏み跡を付けてしまったので、気を付けてくださいね。」と気遣っていただきましたが、とりあえずishidaは何度も来ているので大丈夫です(^^)
スノーシューだとどんな感じか聞かれましたが、今回はちょっと雪が重くてワカンの方が好適だったかも…と(ishidaの後悔も含めて正直に?)説明しておきました。
その方はたぶん尾根を外れて沢筋に入った辺りが判り辛かったんだろうなと思いながら歩いてゆくと、やはり最初の沢を越えてVターンするところをそのまま真っ直ぐ沢の上流方向に進んで行くトレースがありました。
この辺りは雪も吹き溜まっていて、登山道が埋まるとルートが見辛いうえに地形的にも尾根に沿って行きたくなってしまう場所なんですよね。
でも、Uターンして戻った後で後続が間違わないようにちゃんと正規ルートに向けてしばらくトレースを付けてくれてありました。気配りと優しさですね(^^)

さらに横川の源流の沢を越えるといよいよ尾根の上部に向けての登りとなり、霧氷の付着したクリスマスツリー群を縫って歩きます。

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横川の源流の谷から尾根上のクリスマスツリー群を見上げる。

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凹んだ登山道に雪が吹き溜まるため、見た目よりも雪の量は多いんです。

登りに入ると踏み跡は無くてもルートは判り易いですが、見た目よりも雪の量が多いのに加えて見た目通りの(?)貧脚で、なかなかペースが上がらなくなってきました(^^;
雪で登山道がかさ上げされているのに加えて雪の重みで枝が下がってきているのをくぐって通るのも意外に体力を消耗します…というか、既にここまででかなり消耗してる(^^;;;;;

いつのまにか「はあ、しんどい〜」なんていう独り言が出てしましますが、何とか樹林帯を抜けて見晴らしの良い尾根上に飛び出します。
富士見台の尾根は上部が笹原になっているのは横川山などと同じですが、笹の背が低いためか積雪に加えて笹自体に霧氷が堆積してゆき、荒々しいシュカブラの様な独特の景観が見られます。

尾根のトップからは東・西・北の展望が開け、遮るもののない展望が開けます。
北から西に向かって流れる雲で伊吹山や白山・鈴鹿山系は隠れ気味ですが、能郷白山や阿寺山系、御嶽・乗鞍岳・穂高連峰、北には中央アルプス、東には南アルプスの端から端までが見えています。

とりあえずここでタイムリミットの12:00となったので、名残り惜しいですがここでUターンすることにします。
天候も良くて絶好の好条件に後ろ髪を引かれる思いもありますが、実際には標高差であと100mちょっとあるし、体力的にも余裕はなかったですね…
もちろん、心残りが無いように写真は撮りまくってます…(^^)

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雪面は荒々しいですが、登山道はかえって見易い。いよいよ尾根上の小ピークです。

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荒々しい雪面と、のどかな中津川盆地。中央が笠置山。

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笹に雪と霧氷が付着して成長した荒々しい雪面です。

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諸星大二郎の漫画に出てきそうな禍々しさです。

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振り返って見る横川山のピークと乗鞍岳。まだ後続の登山者が休んでいます。

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1578mピークと横川山。雲が無ければ中央奥に白山が見えるはず。

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エビの尻尾と中央アルプス。

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あともう少し…に見えますが、意外に遠い富士見台のピーク。

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小ピークの先は激しい風で刻まれたシュカブラ。

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鞍部の東側はやはり積雪は少ない。伊那谷を隔てた南アルプスの展望も良いね。

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この位置からだと南の池口岳から北の塩見岳までの稜線が長〜く見える。

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南部の重鎮。聖岳・赤石岳・荒川岳をアップで。

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正午の陽射しの南アルプスも良い感じですね。

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南アルプス北端の山。北岳・仙丈ケ岳・甲斐駒ヶ岳・鋸岳。

尾根の上部から少し下った樹林帯の入り口で今日もお湯を沸かさなくて良い時短の昼食をとり、そそくさと往路と同じコースを戻ります。
今回もカップヌードルやお湯を沸かすためのガスコンロなどは単なるザックの重り(と保険)になってしまいましたね…(^^;
午後の陽射しで表情の変わったクリスマスツリー群なども(往路と同じアングルですが)撮影しつつ、ちょっとペースを上げて帰るつもりですが、やっぱり登り返しはけっこうきつい(^^;;;;;;;

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再び1578mピークに向かって登り返しながら振り返る富士見台側の尾根。

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再び振り返って見る富士見台のピーク。

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右上のなだらかな鞍部まで行きました。

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1578mピークの看板はとても凝っていて書体やデザインも良いですが…。

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台地状になった1578mピークの端まで行って撮った富士見台の全景です。

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ここにも大きな歯ブラシ。

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1578mピークと横川山の間の鞍部に向けてまた下ります。

1578m標高点を越えて再び下って登り返し、青息吐息で14:30頃に横川山まで戻りましたがもちろんこんな時間にはもう人っ子一人見えません。
勝手知ったる山に加えて安定した天候ということで不安感はありませんが、今回はペースが遅かっただけでなく体力的にも無理があって、ちょっと行動時間が長すぎでしたね。

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何となく夕方感の漂う横川山。

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御嶽ともそろそろさよなら。(左) ちょっとお疲れのishidaです。(右)

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儀仗兵たちの見送りを受けながら下ります。

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太陽の位置が低くなって影が長い…。

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何となく寂しさも感じるのはishidaの心象風景の投影?

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南沢山の山頂を後にします。

南沢山まで戻ってスノーシューを撤収してチェーンスパイクにチェンジ、更なるペースアップで登山口を目指して下ります。
南沢山からノンストップで下り、16:25に登山口に戻りましたがもちろん登山口駐車場には1台の車も残っていませんでした(^^;

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一人でご主人様を待つエブリちゃん。(左) 今日も本当にお疲れのishidaです。(右)

今日も温泉はオミットし、エブリちゃんをハイペースで走らせていつものカレーをと思ったら何故か「珈琲とカレーの店 らんぷ」にはお休みの看板が…結局自宅直近まで走って「CoCo壱番屋」で「カレーラーメン+とんかつトッピング」とシーザーサラダを食して帰宅しました。

今回はなんと当日の夜からもう筋肉痛…(^^;;;;;;;;;;;;;;;

----------------------------------- 本日の行程 ---------------------------------------

自宅 3:33 〜 買い出し・R257・R153津具経由 〜 5:38 平谷 5:56 〜 6:36 登山口 (135Km) 

登山口 7:11(1050m) --- 7:38 立ち枯れ木 --- 8:08 中間点 --- 8:50 南沢山(1564m)

--- 9:40 横川山(1620m) 10:00 --- 10:50 1578mピーク  10:55 --- 11:26 横川源流

--- 12:00 富士見台尾根トップ 12:10 --- 12:14 昼食 12:38 --- 12:48 横川源流

--- 13:29 1578mピーク --- 14:30 横川山 --- 15:00 南沢山(スノーシュー撤収) 15:18

--- 15:49 中間点 --- 16:07 立ち枯れ木 --- 16:25 登山口(歩行距離15.6Km)

駐車場 16:50 〜 R153・R257経由 〜 19:31「CoCo壱番屋」20:13 〜 20:21 自宅 (269Km)