naomi式の富士見台スノーシューハイク
2015年1月24日(土) 富士見台で直ちゃん初スノーシューに(ishidaは)期待と不安がいっぱい(^^;。
昨年の2月の富士見台スノーシューハイクは、楽しいメンバーと天候にも恵まれて気持ちの良い印象を残してくれました。 その話と写真のご披露をしたところ、我が家の次女、直ちゃん曰く、「天気が良ければ自分も雪ざくざく体験してみたかった。」とのこと。 じゃあ、来年にでも体験してみるか?という話をしていました。
明けての今シーズン、2014年末の大雪で南信州のエリアも一気に積雪量が増えています。 間に気温の高い日も挟んで雪の状態も安定しているため、天候次第という条件付きですが「直ちゃんの初スノーシュー体験」を企画しました。
天候次第ということで天気予報とにらめっこ。ラッキーなことに、予定の1月24日(土)の予報は日に日に好転。低気圧の通過後に移動性高気圧に覆われるという、安定した天候というだけでなく霧氷も期待できそうな予想です。 当日はAM4:00起床、5:00自宅発〜買出し後にヘブンスそのはらスキー場へ向かいました。 スキー場へのゴンドラ券は、スノーシューセット券のご購入でお一人様3000円也(昨年よりも消費税分価格アップ)。 スキーセンター横のスノーシュー受付にて直ちゃんのレンタルの申し込み(フルセットで3200円也)。 せっかく持ってきたカメラを、車の中に忘れてきちゃった!? 今回は新型機のテストも大きな目的だったのに、なんてアホなワタシ… 前回確認済みでしたが、レンタルスノーシューはMSRの「EVO」っていうやつでした。 展望台でスノーシュー装着と簡単なレクチャーを済ませ、いよいよ「直ちゃん初スノーシュー体験」のスタートを切ります。
まずはお約束?の転倒も無く、足取りも軽くスタートです。
初スノーシューで、林道の吹き溜まりでは今回初の転倒も体験しますが、心配とは裏腹にまずまずの足取りで進んでいきます。
林道霧ヶ原線と合流してしばらく進んだところで、今回も昨年と同じくカラマツ林の中を稜線に向かって直登するルートをとります。
しかし、大好きなダケカンバの点在する広い雪原に出たところでサブカメラにも電池警告が…
急遽、わりと画質の良い直ちゃんのケータイを奪って撮影を続けます(^^;
直ちゃんも絶景に感動しつつ、広い雪原に立って来し方を見れば、「なあんだ、いつの間にかこんなに登ってたんだ」とのことで、高校時代に体育の怖いおばさん先生にしごかれた体力がまだ健在だったみたいね。 マイナーピーク(後でスノーシューレンタルの際にもらった冊子には「富士見山」との記載)に立って北を望めば、これから向かう富士見台のピークも見えます。 (でも、まだまだ登山経験の浅い直ちゃんの目には「えー、まだあんなに遠くまで歩くんだ?」と映ったようです。実際には大したことないんだよ〜)
千両山から神坂峠に向かう稜線をたどる途中、背後でお腹の鳴る音が… 時間は11時を回ったくらいですが、日差しも暖かくて、気温も0℃を上回ってきているようです。
そういえば、行動食とかぜんぜん摂っていなかったので、お腹が空いていて当然でした(^^; お腹も満足したところで再び尾根をたどり、何故か昨年と同じところで林道に下りてしまいましたが、お陰で楽しい雪の造形にも出会いました。
神坂峠から林道をたどって、萬岳荘を過ぎると、いよいよ富士見台のピークに向かう広い雪の斜面に取り付きます。 萬岳荘では、既にピークを踏んで戻った人達が寛いでおり、更にピークから下ってくる人たちともすれ違います。 ここまで山スキーの人には出会わず、スノーシューの人が大半で一部がワカンかアイゼン、一人だけ登山靴だけのつぼ足のようでした。 ここで、山頂方向から下ってきた単独行の人の出で立ちを見てびっくり。 なんだか疲労困憊な雰囲気でしたが、いくら雪が締まっているとはいえ途中のつぼ足の足跡も沈み込みは深かったし、(あまり人の行動を批判したくないですが)いくら好天に恵まれたとはいえ、なんとも無謀なうえに、引き返すことなくよくここまで来ちゃったなと驚くやらあきれるやら…
神坂小屋手前のピークに立てば、富士見台のピークは目の前。 雪が締まっているためか、多くの足跡が避雷針ピーク東側の雪庇の下をトラバースして、直接ピークのほうへ向かっています。(良い子は雪の状態が判らない時は真似しないようにね)
一見よく締まっている東斜面も、所々風による堆積で柔らかい所が混ざっていて、直ちゃんに注意を促しつつトラバースのコツも伝授しておきます。 ピーク手前で登山道と合流し、最後の緩いひと登りで「富士見台山頂」に到着です。
風が弱いため西の空は逆転層が徐々に上がってきて、さっきまで見えていた白山の山頂は陰ってしまいましたが、さえぎるものの無い360度の展望は、いつも感動します。 少し肌寒いものの、しばらく風景を楽しみつつ、ケータイでの写真撮影もして(^^;、自宅で待つ家族にも無事山頂に立った報告のメールも送信っ!
太平洋まで見えそうな南側の展望。
山頂での展望を堪能後、登りとは違うルート取りをしてスノーシュー歩行の楽しさを満喫(?)しながら萬岳荘まで戻り、ここからは寄り道をせずに林道を忠実に辿ってスキー場トップまで戻ることにします。
カラマツ林に伸びる影。
お昼を過ぎて気温も再び低下し始めたのか、日陰になった林道では少し肌寒さも感じます。 15時8分にスキー場トップの展望台に戻り、直ちゃんが温度計を見て「マイナス3℃になってるね。」って、なるほど、お昼前後から比べると寒いはずです。 展望台から下のリフトを見ると、ちょうど朝も見かけた青いウェアーの若い二人組みの男性たちと、自分たちより先に萬岳荘を出発していったご夫婦が下りの第2リフトに乗ろうとしていました。 帰りの第4リフトが混むと嫌なので、自分たちもさっさと店仕舞いしてリフトに乗っかりましょう。 心配していたようなリフト待ちは無くてほっとしましたが、朝も思ったように長野県南部のスキー場の来場者が減っているのでしょうかね?(今日はヘブンスにもキティちゃんが登場のはずだったし…)
スノーシューを返却し、ゴンドラに乗って駐車場に戻ったのが16時少し前、急いで温泉へ向かいます。 またまたお気に入りの「阿智の里 ひるがみ」で入浴後、デザートの根羽アイスクリームもお腹に収めて岐路につきます。(結局、晩御飯も途中でがっつりいただきました(^^;)
それにしても、最高の天気と展望に恵まれた本日の直ちゃんとのスノーシューハイク、気分最高でしたが、それにしてもカメラが…(^^;;;;;;;;; ------------------------------------今回の行程----------------------------------------- 自宅5:10〜買出し〜道の駅平谷〜7:50ヘブンスそのはら駐車場 ゴンドラ乗車8:25〜山上駅〜スノーシューレンタル〜センターハウス〜第2リフト〜スキー場トップ スキー場トップ9:45---10:15尾根取り付き---10:50マイナーピーク10:55---11:10千両山---11:25昼食 昼食12:10---12:35萬岳荘---13:10富士見台山頂13:20---14:00神坂峠---15:08スキー場トップ 第2リフト〜スノーシューレンタル〜山上駅〜ゴンドラ駅 16:00ヘブンスそのはら駐車場〜16:15阿智の里ひるがみ17:10〜晩御飯〜20:45自宅 |