ishida式の裏磐梯・五色沼&みちのくで出会った花
2011年8月6日(土) 裏磐梯の五色沼をお散歩&みちのくで出会った花をご紹介

-----------------みちのく一人旅の「一切経山・東吾妻山」の続きです。----------------

お腹もいっぱい、山のいで湯でのんびりした翌朝、やはりのんびり朝食(おかわり有り)を済ませ、今日は休息日とし、のんびり散策&昆虫撮影でもしようということにしました。

心配していた天候も特に問題なさそうで、裏磐梯方面か、いっそのこと磐梯山をのんびり(?)登ってしまうのも良いかも。

 

赤湯温泉を出て、裏磐梯高原を目指して走ると、やはり有料道路は無料開放中。
何となく裏磐梯高原から磐梯ゴールドラインに入ります。

しかし、上昇気流のためかなり雲が湧きあがってきている様子なので、途中で引き返して「五色沼」に向かいました。

 

案内所(兼役場?)で遊歩道コースを教えてもらい、ビジターセンター前に車を停めて歩き出します。

しかし、遊歩道先の駐車場には観光バスも多く停まり、やはり観光地であることを実感させられます。

遊歩道は片道で1時間ほどとのことなので、観光客も奥までは来ないかな?とも思いましたが、通り抜けできるルートであるためか、意外に人は多いようでした。

 

最初に五色沼湖沼群で最大の「毘沙門沼」が現れますが、ボート遊びはできるし、沼にはでっかい錦鯉が群れて泳いでいるしで、なんとも俗っぽい観光地の印象ですねえ。
青い水をたたえた沼の向こうには、磐梯山が荒々しい姿を見せています。

 

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毘沙門沼から磐梯山。

 

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雷雲が湧き上がって、時々磐梯山の姿を隠します。

遊歩道を歩きながら昆虫撮影をしていると、上空では激しい雷鳴がとどろき、にわか雨の予感です。

(ちゃんと雨の用意はしてきているので、それほど気にせず先に進みます。)

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北東方向にはかなりの雷雲が湧き上がって来ているようです。

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東北で「オオヤマユリ」と呼ぶのはヤマユリの変種?花は中部地方のものより一回り大きくて開きが浅い感じ。

遊歩道を反対側まで突っ切って、再びビジターセンター方向へと戻りますが、時々雨がぱらつく程度だったのが、キャンプ場の直前で激しく降り出し、急いでキャンプ場の建物の下で雨宿り。しかし、5分ほどで止みました(^^)

 

しかし、裏磐梯高原の昆虫相、茶臼山にそっくりな気がします。(昆虫相だけでなく植生もかなり近い雰囲気?)

中島台などで見た昆虫相も「いかにも東北地方」という印象が無かったので、ちょっとガッカリしていた部分もあったのですが…。逆に、普段のフィールドとしている茶臼山の昆虫相の豊富さを表しているという面もあるかもしれませんね。

 

ビジターセンターの周囲で見つけた昆虫を撮りまくっていたら、ビジターセンターの若い職員さんに声を掛けられ、昆虫や自然、山登りについて話が盛り上がりました。

その方は、つい先日も飯豊山に登られたそうで、パウダースノーの裏磐梯は冬のスノーシューも楽しいと教えてもらいました。

みちのく一人旅での昆虫撮影の成果は今後の「昆虫のページ」をお楽しみに(^^;

 

 

旅のその後は、喜多方に宿を求めましたが週末のためか宿泊できず、喜多方ラーメンだけ食して移動しました。車中泊を覚悟して越後方面を目指してエブリちゃんを走らせているうちにお家が恋しくなってきてしまい、(途中車中で仮眠しましたが)いつの間にか中央道・飯田山本ICから茶臼山(^^;に着弾しました。まだ誰もいない茶臼山で、豊富な備蓄食料(?)を生かして朝食を作り、その後はいつものコースを散策して昆虫撮影、お昼ちょうどに自宅に戻りました。

転倒した際の足のダメージは大したことはありませんでしたが、何となくホームシック?な気持ちになって、当初の予想よりも早めの帰還となりました。

 

今回の旅のエブリちゃんの走行距離は1990Km。燃費や疲労のことも考えると、エブリちゃんでは高速道路を使用した旅はちょっときついですね。


------------------ここからはおまけの「みちのくで出会った花」をご紹介--------------------- 

 

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イワギキョウ(左) 鳥海山固有種 チョウカイフスマ(右)

 

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ホソバイワベンケイ(左) ニッコウキスゲ(右)


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ヒナザクラ(左) アオノツガザクラ(中) ダイモンジソウ(右)

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モミジカラマツ(左) ミズギク(中) クルマユリ(右)

 

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ハクサンフウロ(左) ウサギギク(中) キタヨツバシオガマ(右)


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オオバギボウシ(左) コイワカガミ(中) トウウチソウ(右)

 

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チングルマ(左) チングルマの実(右)


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トウゲブキ(左) 鳥海山固有種 チョウカイアザミ(中) イワブクロ(右)

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ウバユリ(左) ハクサンイチゲ(中) キオン(右)。

 

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 マルバシモツケ(左) ウゴアザミ(右)

 

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タテヤマウツボグサ(左) ミヤマウスユキソウ(ヒナウスユキソウ)(右)