ヤマアカガエル

両生網 無尾目 アカガエル科  体長約45mm

yamaakagaeru_0483.JPG - 120,240Bytes
後足の水かきが小指の先まであって、口先に大きなまだら模様があります。

yamaakagaeru_0140.JPG - 134,408Bytes
丸々と太っていて、初めは違う種類かと思った(^^;。

yamaakagaeru_0122.jpg - 130,697Bytes
水かきはとても大きい。

平地の田んぼなどに住む「ニホンアカガエル」とよく似ていて、こちらは主に山地に分布するとありますが、東海地方では低山地にまでこれまたよく似た「タゴガエル」が分布しているため、非常に見分けが難しい気がします。

自分のこれまでのライブラリの中から写真を引っ張り出してみると、本種だと思っていたものの多くが「タゴガエル」だったりします。

下あごの裏面から腹面にかけて大きな斑紋があるのが本種で、喉元にかけて細かなまだら模様があるのが「タゴガエル」なんですが、わざわざ出会う毎に「お腹も見せてね」とお願いするわけにもいきませんよね…(^^;
本やネットなどで調べてみると、本種は「前足の指先に吸盤状のふくらみが無い」とか「後足の水かきが長い」といった違いが書かれています。
その気で見ると、本種の場合は前足の見分けはちょっと難しいですが、後足の水かきは第5指(いちばん外側)のほぼ先端まであります。
個人的には、背面や脇腹にコブ状の隆起があるのも本種の特徴に感じます。