ヤマトシリアゲ 

シリアゲムシ目 シリアゲムシ科  約15mm

yamatosiriage_9378_2.jpg - 64,307Bytes
立派な交尾器を持ったオス

yamatosiriage_9365.jpg - 62,103Bytes
ハエを捕食するオス

yamatosiriage_7016.jpg - 67,352Bytes
腹部の末端に二股の器官があるメス 

ヤマトシリアゲは、東三河の山地では5月頃から8月にかけてよく見られます。

華奢なイメージの強いシリアゲムシの中では全体的にがっしりとした体のつくりで、体色も相まって「固そう」に見えます。
シリアゲムシの中には、カゲロウのように屋根型に羽を畳むグループと、水平に畳むグループがいますが、このグループは前後の翅を水平に重ねてV字型に畳みます。
「シリアゲムシ」の名の通り、普段は腹端を持ち上げるようにしていますが、特にオスの場合は立派な「ペンチ」のような期間を誇示するかのように反らせています。

春に現れる個体は全身が黒っぽくて「ヤマトシリアゲ」と呼ばれますが、夏に見られる明るい橙色の「ベッコウシリアゲ」は、この「ヤマトシリアゲ」の季節型といわれます。

翅の模様は地域によって変異があるそうですが、はっきりは判りません。

yamatosiriage_0497.jpg - 59,160Bytes
尾瀬に行った際に見たヤマトシリアゲ?(翅の模様が少し違う)