セダカコブヤハズカミキリ

甲虫目 カミキリムシ科  約13mm

sedakakobuyahazukamikiri_06837.jpg - 95,882Bytes

sedakakobuyahazukamikiri_06788.jpg - 106,496Bytes

sedakakobuyahazukamikiri_06785.JPG - 98,559Bytes

sedakakobuyahazukamikiri_03669.jpg - 76,953Bytes
このアングルだと「背高」の雰囲気がよく判る。(この固体は右触角を失っている)

コブヤハズカミキリ」の仲間は、翅が退化して飛ぶことが出来ないため、分布域が限られていたり、地域別に分化が進んでいる一群です。
そのなかでも「セダカコブヤハズカミキリ」は近畿地方の「ヒメコブヤハズカミキリ」、中部地方南東部の「フジコブヤハズカミキリ」などとの分類的な混乱があるように見えます。(専門家ではないのでオミット)

近畿中南部、中部地方・関東の太平洋側のものは「イワワキセダカコブヤハズカミキリ」とするのが最近の分類のようで、上のものも「イワワキ」に属するものとなるようです。
それにしても長い名前…(^^;

「セダカ」の名前のように、背面が高く隆起した体形が特徴的です。

丸太の上で見付けて、「あまり動かないな」と思って撮影をしていたところ、急に跳び上がって地面に落ちたら、一瞬どこにいるのか判らなくなってしまうほどで、この体色は落ち葉に紛れてとても目立ちにくい効果があるみたいです。