オオクビボソムシ
甲虫目 アリモドキ科 体長7mm前後
ハムシダマシに比べ、全体に細めで複眼が巨大。触角の末節も長い。
ずっと「ハムシダマシのオス」だと(勝手に)思っていたものは、実は全く別種の「オオクビボソムシ」だということに気が付きました。「ハムシダマシ」は「ハムシダマシ科」ですが、「オオクビボソムシ」は別の「アリモドキ科」に属しています。
小型の種がほとんどのアリモドキ科のなかでは、本種が最大級の部類だと思われます。夏に山地の植物上などで見られますが、生活史はよく判りません。
それにしても、どちらも「ダマシ」だの「モドキ」だの、なんとも不名誉な感じの名前を付けられて気の毒です。(そのうえ名前まで間違えてしまって申し訳ない気持ち?)