ハムシダマシ 

甲虫目 ハムシダマシ科  体長6mm前後

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これを見ると、やや細長いハムシっぽい体形。

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やや細長い体形で、触角の末節が長いのはオスでした。

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ハムシダマシの仲間の多くは、やや細長い体形でハムシというよりは太目のハナカミキリのように見えます。
実際、アオハムシダマシなどはカミキリモドキの仲間のように見えます。

実は、ハムシダマシの代表種の「ハムシダマシ」はご覧のように「やや細長いハムシ」のような姿をしているので、初めて見たときは「毛深くて細長いハムシだな」と思いました。
でも、よくよく見れば触角や顔付きはゴミムシダマシらしい形をしています。

体形としてやや細長くて触角の長いものもいて、当初は雌雄の差だと思って説明していたところ、ネットでこの細長いほうが「オオクビボソムシ」であるとの記事を目にしました。
それを見て説明内容を訂正したのですが、その後になって再度「ネットの記事の中でハムシダマシとオオクビボソムシが似ているという間違った記載が多い」という記載を見付けました。
その記事での記載通り、原色日本甲虫図鑑Vで見る「オオクビボソムシ」は確かに「ハムシダマシ」とは全くにていない姿をしていました。

ううん、ちゃんと図鑑で見れば一目瞭然なのに、ネットの記事をうのみにしてしまうっていうのはやっぱり気を付けないといけませんね。