オキナワトビサルハムシ 

甲虫目 ハムシ科  体長5mm前後

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ハムシとしては珍しく全体に毛深いが、メタリックな色合いが美しいハムシですね。

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トビサルハムシに比べて小型で、斑紋は不明瞭な感じです。

本種は、本土に分布する「トビサルハムシ」に対する、沖縄(実際には九州以南)に分布する近縁種です。
自分の持っている原色日本甲虫図鑑(W)初版ではトビサルハムシが沖縄を含む日本全土に分布しているとありますが、近年は九州以南に分布するものを別種の「オキナワトビサルハムシ」とし、さらに九州のものを「九州亜種」としているようです。
九州亜種については実際に確認できていませんが、沖縄で見る本種は明らかに体が小さくて別種と言われればその通りに見えます。

東三河で見るトビサルハムシはコナラなどをホストとしているようですが、沖縄での本種が何をホストにしているかは確認できていません。