オキナワクシヒゲベニボタル 

甲虫目 ベニボタル科  体長13mm前後

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触角が櫛歯状のオス。

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触角が鋸歯状のメス。

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車の屋根にとまっていたメス。

沖縄に分布するベニボタルの一種で、奄美大島などに分布する「タイワンクシヒゲベニボタル」の近縁種です。
前胸部の前角が角ばっている「タイワン」に比べると、本種は前角が丸められ後角は約60°の傾きで側方に突出するのが特徴とあります。

ネットなどでもあまり言及されることがなく、同時期に現れる「オオシマカクムネベニボタル」と混同されていることもしばしばです。

前翅の色が紅色に近い本土の「クシヒゲベニボタル」に比べて前翅の赤みが強くてベルベット状の質感を持ち、縦条も目立ちません。