深みのある紅色の体色と深い点刻でしわしわに見えるのが特徴的なハムシです。 全長は6mm程あり、何となくクビボソハムシの仲間の「キイロクビナガハムシ」に似ていますが、実はこちらは大型のノミハムシの仲間です。 その証拠に、後肢の腿節は肥大しています。 (実際には跳ねることはやめてしまったようですが…)
このハムシはその名前の通り、カタクリなどのユリ科植物を食草にしています。 写真は「ウバユリ」の葉を食べているところですが、完全に齧り取ってしまうのではなく、表面の組織だけを食べるようです。 東海地方の山地ではウバユリ自体は普通に見られるものの、このハムシを見掛けることが少ないのは個体数自体が少ないからでしょうか? |