ハラグロカミキリモドキ 

甲虫目 カミキリモドキ科  体長13mm前後

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触角の曲がり方が特徴的です。

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キイロカミキリモドキ」によく似た姿のやや大型のカミキリモドキの仲間です。
名前の通り腹部が黒いかどうかは画像では判断できませんが、やや半透明な前翅を通して黒っぽく透けて見えるのが後翅の色もしくは腹部の色(両方の色?)のようです。
2012年の東北遠征の際に、西目屋村の「暗門の滝」遊歩道で見付けました。
現地はいわゆる「白神山地」の周縁部ですが、この種の分布は近畿以北の本州〜北海道とありますので、特にこの地方特有というわけではないようですが、ishidaの地元の愛知県では見たことがありませんでした。

雌雄の違いはよく判りませんが、原色日本甲虫図鑑には「オスの触角第4・第5節は前節より短くなるがやや太く、先端が曲がる」とありますので、この時撮影した写真の個体たちは全て同じ特徴を持っています。