アオアマダラタマムシ

甲虫目 タマムシ科  約30mm

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やや青みの弱い個体。(右の触角は先端が欠損しています。)

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飛び立つ瞬間を見ると、後ろ翅は前翅と同じ長さ。

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こちらの個体は青みが強い。

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複眼も宝石のような立体感があります。

東三河では本家の「タマムシ」と「ウバタマムシ」以外はほとんどが「ナガタマムシ」とか「チビタマムシ」みたいなちびっこというイメージでした。
なので、2012年夏にこの「アオマダラタマムシ」を初めて見たときには、南方系のタマムシかと思いました。
個人的にはこの配色はけっこう気に入っています。

サイズは本家たちに比べて一回り小さいですが、他のちびっこたちに比べたらはるかに大きいですし、単独で見たときには本家たちと遜色ない大きさに見えました。
本家たちよりも身軽なせいか、活発に飛翔する傾向が強いように思えます。
ただ、飛び立つ瞬間の写真を見ると、本家含めて大型のタマムシって後ろ翅の長さが前翅と同じなんですね。(他の甲虫の多くは長手方向にZ折りに収納しているため、後ろ翅の方が長いのが普通ですよね。)
それで、何となく飛び方が不器用なんですかね?

初めて見た個体は青みがやや弱い個体でしたが、その後見たものは図鑑などと同じように青みの強い個体でした。