アカハバビロオオキノコムシ

甲虫目 オオキノコムシ科  約7mm

アカハバビロオオキノコムシ

アカハバビロオオキノコムシ

アカハバビロオオキノコムシ

アカハバビロオオキノコムシ
小顎ひげは、先端が横に広がって平らな「金床状」になっています。

オオキノコムシ科は名前とは裏腹に、小型の種類が大半だそうです。
(代表種の「オオキノコムシ」だけが飛び抜けて大きい)
もともと余りなじみのない昆虫の仲間なので、種の同定自体も今一つピンときません。

以前、ムモンシリグロオオキノコムシを見つけて調べた時は、最初はこちらかと思いましたが、体の幅や小顎ひげの形状の違いから区別しました。
今回は、初見にもかかわらず、上記の経験を生かすことができました。

体色は「ムモンシリグロ…」に比べてややオレンジ色がかった赤で、体は名前のように幅広です。
また、小顎ひげの先端は短く、横に広がった金床状をしてます。
仕草を見ると、このひげの先端は味覚器官となっているのではないでしょうか。