シバカワコガシラアブ
双翅目 コガシラアブ科 約6mm
ずんぐりむっくりの体に丸くて小さい頭。
交尾の態勢に入るペア。
この仲間はその名の通り、体に比べて頭部が小さいのが特徴ということです。 コガシラアブというと、「セダカコガシラアブ」が珍妙な姿で有名ですが、こちらの「シバカワコガシラアブ」も負けず劣らずへんてこりんなプロポーションですね。 初めて見たときにはちょうどデジカメの電池が終わってしまったので、交換しているうちに逃げられてしまいました。 オスは日当たりの良い場所を占位するように飛び、ライバルのオスを追い払いつつ、やってきたメスと交尾するようです。 メスはクモに卵を産み付け、孵化した幼虫はクモに寄生して育つとのこと。 |
コゲチャオニグモに寄生しているうじ型の幼虫。(シバカワコガシラアブの幼虫かどうかは未確認)