オドリバエの一種

双翅目 オドリバエ科  約4mm

オドリバエの一種

オドリバエの一種

オドリバエの一種 オドリバエの一種
右の写真は有翅アブラムシ?を捕食中

オドリバエの一種  

オドリバエの仲間は多くは捕食性で、他の昆虫を捕らえて体液を吸います。
交尾の際にオスからメスへ獲物をプレゼントする習性のものや、獲物の代りにオスが作った綿毛のようなダミーを渡して交尾するものまでいるということです。
2007年3月に刊行された「シンカのかたち 進化で読み解くふしぎな生き物」で判り易く取り上げられています。
↑私も少しだけ別の記事で協力しているので宣伝(^^;

2006年5月のGW中に豊橋市の湖西連峰の尾根を歩いていた際に、多数飛んでいるのを見つけたものは別の種ですが、2007年はもっと小型のものが多数見られ、逆に昨年と同じものは見当たりませんでした。

こちらの種は2006年はそれほど多くは見られず、散発的に目にする程度でした。
2007年は湖西連峰、豊川市のどちらでも多数目にしました。

複眼は赤くて身体は真っ黒、翅は暗褐色で肢はトゲや剛毛で覆われています。
強大な後肢でユスリカなどの小型の昆虫を捕らえて体液を吸います。