ガガンボの一種
双翅目 ガガンボ科 約10mm
はじめて出会った時の、あまりにもガガンボらしくないため何かと思いました。
特徴的な「ナナフシ型」のとまり方です。
翅を平たくたたんだ姿と透明でない翅の色が、どうも別の種類の虫のように見える不思議な姿のガガンボです。(初めは蛾の仲間か、手足の長いカメムシの仲間かと思った)
別のガガンボの項でも書いたのですが、ガガンボのとまり方として「表面停まり型」「裏面停まり型」「ぶら下がり型」「ナナフシ型」の4パターンあると思われます。(いわゆるishida式分類ですが)このガガンボも少数派の、手足を棒状に伸ばして擬態する「ナナフシ型」のものです。