セイボウの一種 (ナミハセイボウ?)
膜翅目(ハチ目) セイボウ科 体長8mm前後
羽を掃除中のためメタリックな腹部がよく見える。(いつも翅のお手入れを入念にしています。)
ハムシドロバチの巣穴の様子を伺う。右は帰ってきたホストのドロバチ。
セイボウの仲間は代表的な寄生バチで、多くは狩りバチに寄生します。 写真のものは、種類がはっきり判りませんが、以前借りた学研の図鑑で見ると「ミスジセイボウ」が最も近く見えます。 5月から6月頃、お寺や神社の柱などの木部に子育てのために営巣するハムシドロバチと思われる蜂の巣穴の周辺で、様子をうかがったり巣穴に出入りする姿をよく見かけます。 -------------------------------- 2019.05 追記 -------------------------------- 「狩蜂生態図鑑」で調べたところでは「ホソセイボウ」とするのが正解のようです。 同時に混在して見られる、やや小型で色が暗い個体がオスのようです。 -------------------------------- 2024.05 追記 -------------------------------- 本種の腹端の形状について疑問がありましたが、最近になってネットで情報を検索したところ「トゲが4本」ではなく「4つの凸」になっているのは「ナミハセイボウ」という種の特徴のようです。 |