マサキウラナミジャノメ

鱗翅目 ジャノメチョウ科

masakiuranamikyanome_P1167086.jpg - 130,559Bytes
後翅の後縁に目立つ白毛の縁取りがあります。

masakiurnamijyanome_P1167078.JPG - 131,416Bytes
後翅の後半部は「リュウキュウ」とよく似て白帯状だが、白さはやや控えめ。

masakiuranamikyanome_PA150266.jpg - 120,729Bytes
見掛けによらず(?)花で吸蜜する姿も多くみられた。

masakiuranamikyanome_PA150274.jpg - 98,139Bytes
後翅の後縁に白い毛の縁取りがあるのが特徴?。

masakiuranamikyanome_PA150288.jpg - 111,098Bytes

masakiuranamikyanome_PA150286.jpg - 97,927Bytes

マサキウラナミジャノメは八重山諸島の固有種です。
以前に紹介している「リュウキュウウラナミジャノメ」と近縁で、はっきり言って自分の目では外見でほとんど区別がつきません。
ただ、本種の後翅の後縁には目立った白毛の縁取りがあり、これが他種との識別点になると思われます。
実際には「リュウキュウ」とは生息地が違うので見間違うことはありませんが、八重山諸島にはサイズも模様もよく似た「
ヤエヤマウラナミジャノメ」が生息していて、生息地もかなり重なっていると思われます。
ただ、「ヤエヤマ」のほうが全体的に生息数が少なく、出会う機会は少ないようです。

2019年の石垣島遠征では本種のほうが圧倒的に多く見かけましたが、意外に屋外での見分けは難しくて、ずっと「ヤエヤマ」を撮っているとばかり思っていました。
ところが、実はほとんどが「マサキ」ばかりで、逆に「ヤエヤマ」はほとんど出会っていなかったことに後で気付きました。