ヒロバネヒナバッタ 

直翅(バッタ)目 バッタ科  体長25mm前後

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この個体は前翅の先端が破損して短くなっています。(通常は翅の端部の長さは同じ)

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ヒナバッタ」はその名の通り、小型の可愛らしいバッタで、こちらの「ヒロバネヒナバッタ」は前翅の前端(畳んだ姿勢では下側)がやや突出しているために「幅広」になっているのが特徴です。
また、本種は後肢の膝関節が黒く、オスは翅も黒くて長い(膝関節よりかなり後ろまである)のが区別するポイントです。

東海地方では夏から秋にかけて、湖西連峰などの低山地から奥三河の標高1400m付近までの広い範囲で見られるようです。

----------------------- 2012.09 ----------------------------

ヒナバッタとの対比のため、オスの特徴を拡大した写真と、メスの写真を追加しました。

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前翅の前端(拡大部分)が広がっている。

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色合いのコントラストがあまりないメス。

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これは色彩変異?で真っ黒いメス。