ハナグモ
カニグモ科 メス6mm オス4mm程度
庭の花や木の枝などで普通に見かけます。 カニグモ科のクモは概ね長い第1〜2脚を捕獲用として使い、第3〜4脚を歩行に使うものが多くいます。 このクモの雄は雌よりかなり小柄で、第1〜2脚がさらに長くなっています。 雌は良く見かけるのに比べて、雄成体は絶対数が少ないようです。 危険を感じると第1〜2脚を広げて威嚇(それとも擬態?)のポーズを取ります。 また、雄の場合は特に1〜2脚を失っている確率が高く、小柄なのも相まって生存率が低いのでしょうか? 彼らも体色や模様に変化が大きいようです。 よく似たクモに「コハナグモ」があり、どちらかというと山地寄りに多いようです。
腹部背面の模様が左右対になった黒斑状になっているのが特徴のようですが、今ひとつ見分けが難しいものですね。