使ってみると、やっぱりザックを下ろさず、蓋の開け閉めも無く、随時水分補給できるということは非常に便利です。
水筒をいちいち取り出そうというと、どうしても立ち止まってポケットなどから出し、蓋を開けて飲む、蓋を閉めてしまうといった手間がありますので、ついつい「次の休憩まで」と我慢してしまうことになります。
これまで、登山で一日行動すると、多かれ少なかれ必ず脱水状態になってしまいましたが、ハイドレーションバッグから水分補給するようにしたら非常に調子が良いようです。
ishidaの場合、一日分としてポカリスエット(粉末1リットル分)を使用しますが、二泊三日の剣岳・立山山行でも全く問題なしでした。
しかし、使用中は残量がわからないのはちょっと精神衛生上良くないです。
吸い込んでも飲み物が出て来なくなったので「終了かな?」と思ったら、どうもチューブが途中で折れ曲がっていただけらしく、まだ少し残っていたこともありました。
注意点としては、使用後は内部とチューブを普通の水筒以上にしっかり洗浄してやる必要があります。
その場合でも、大きなキャップのお陰でバッグ内の洗浄はしやすいと思います。
ただ、チューブやバルブ内の掃除は手間が掛かります。
これまで使用した後は、内部を洗ってから、チューブ内にもしっかり水を通し、口を広げて逆さ釣りにして干していました。
移動中の車内で大量にこぼしてしまったのに懲りて、通販で買ったコック付きストレートバルブアダプタ(ハイドロロック)とバイトバルブカバーを取り付けようとしたところ…
実は標準装備でコックが付いていることが判明(^^;デザイン的に一体化していて、ただの飾りかと思ってた。(ON/OFFとか表示無いし)
それに、アンボトルにはコックは付いてないってどこかで見たような気が…
あの時の失敗って…(^^;;;;;;;;;;
よく見ると、「パックスター」(保温カバーだけが付属のもの)にはハイドロロックが付属していないという記述と勘違いしてたようです。
これが新しいコック付きバルブアダプタ(ハイドロロック)とバルブカバー
もともと付いていたのは、エルゴアングル(90°に曲がっているタイプ)
で、バルブアダプタなどを取り外していると、チューブの内部にカビが生えているのを発見しました。
気になってバッグの中も見ると、こちらも「かもすぞ〜」状態になっていました。
これまでお洋服の脱がし方が判らなかったのでよく見てなかったんですが、意を決していろいろひねってみたら簡単に脱げました。
バッグ本体を取り出し、チューブも外してしっかり洗います。
よく見ると、これまで逆さにして口を広げていてもバッグ自体は中でつぶれてしまって内部は乾きにくかったようです。
そこで、お手入れ用品として売られている、バッグの中に入れてバッグ内の空間を広げるフレーム状のものと洗浄用のブラシがセットになったものを購入しました。
こういう製品が売られている意味がやっと判りました。
で、よく見たら、勘違いでモンベルのものを買ってきてしまいました(^^; が、これでも使えます。
もう一度チューブを外し、チューブブラシを使ってチューブ内部の汚れを洗浄します。
(バッグ本体からチューブを外すためには、ちょっと力が要ります。)
バッグ内部の洗浄は普通のご家庭用ブラシを使っても構わないと思うんですが…
その後は、ハンガーをバッグの中にいれて空間をつくった状態で干してやります。