MINOLTA αシステム -その2-

MINOLTA α 7

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やっと登場した「α7」は写真誌などでも評価は上々。
ボディ購入前に、何年か掛けて購入していたレンズは
MACRO100mm/F2.8(N)、20mm/F2.8(N)、APOTELE100〜400mm/F4.5-6.7、RF500mm/F8
すべて新品で購入。
ボディは、発売後約1年ほどしてから購入しました。今回は久々の新品ボディをインターネット通販にて。
その後、24〜85mm/F3.5-4.5も(中古で)購入。
いつのまにか縦位置グリップも付いてました…
賛否両論の背面液晶はぱっと見はなんとなくデジタル一眼?いざ使ってみると、非常に使い勝手は良いです。
ファインダー内の表示も充実しており、AEロック中にスポットサークル内で輝度差を測定できるなどの機能もリバーサル撮影時に重宝します。
私は「露出補正」すると元に戻すのを忘れてしまう人なので、どちらかというとその都度AEロックして輝度差を確認する撮り方を多用していました。
このカメラは電源として「CR123」型リチウム電池を使用していますが、あまり電池の持ちは良くないような気がします。
または電池接点の抵抗値の問題かも?

第二世代以降のレンズたち

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しかし、相変わらずDレンズ(距離エンコーダ内蔵タイプ)は持っていませんね。
今のところそれほど必要とは思っていませんが…
左からMACRO100mm/F2.8(N)、APOTELE100〜400mm/F4.5-6.7、20mm/F2.8(N)、24〜85mm/F3.5-4.5(ボディに付いている)、RF500mm/F8です。

MACRO 100mmは知る人ぞ知る銘玉。解像力といい、綺麗なボケ具合といい素晴らしいレンズです。
単焦点レンズだけあって、コントラストも高くて「ヌケが良い」レンズです。
ワーキングディスタンスも大きく取れるので、昆虫などの撮影にも威力を発揮。
植物に関しては向き不向きありですね。(繁みの中の野草などは却って近付けないため撮りにくいことも)
デジタル化で春から秋にかけてはほとんどつけっぱなしの標準レンズと化しています。

100〜400mmはほとんどサーキットでの撮影用として購入。本当はタムロンの200〜400にしようか迷って、ズーム比でこちらに。
望遠側の明るさと三脚座あるところはタムロンのほうが良かったかしら。
超望遠のくせに三脚座が無いのはいかがなもんか?重量は軽いので、現実にはほとんど手持ちで使用しています。
実際に使用すると、100mmまで引けるのはかなり有難いのも事実でした。
描写性には全く不満無し。ただ、望遠側がF6.7と暗いのでマニュアルフォーカスは条件によってちょっとつらいです。
フォーカシングで前玉が回転するのは特に実害は無いが、なんとなく古臭い?
それと、上記に関連していますがインナーフォーカスではないのでAF速度は遅いほうですね。
デジタル化で主力レンズの一つとして活躍。

20mmは意外にも使い勝手が良くて、狭い場所での撮影に威力を発揮。
新居を建築中は、毎週建築状況を写していました。室内も広く撮れて非常に好都合。
収差も少なく、短焦点らしく写りもよろしい。これも隠れた銘玉かしら?
ただし、単焦点レンズは、お出かけの際にいつも持ち歩くのは面倒かなあ。

24〜85mmはSiシリーズが発売になった時の新レンズ。
写真誌などでは評判が良かったが、いざ使ってみると結構「ボケが汚い」レンズでした。
2線ボケの傾向があり、ボケ方もかなり硬い感じがあるので、背景のある被写体にはあまり向かないですね。
よくわかっていない時に山に持っていったら、背景がゴチャゴチャした感じになってびっくり。
友人の結婚式に持っていこうと思っていたが、止めました。
歪曲収差とかは結構少ないほうではないでしょうか。(基準はナニ?)

RF500mmはミノルタでしか味わえない世界(AFでは)。
これだけコンパクトで500mmの世界を味わえるのは凄いことですね。
リングボケが美しく撮れるといいのですが、撮り方によっては汚いボケが目立ってしまうこともあり結構難しいです。
反射式なので当然のことながら絞りがありません。被写界深度はとっても浅いです。
そういえば以前CONTAX用でシグマのRF600mmを使っていたことがあった。
ピンぼけと手ブレの嵐でした(^^;
使いこなしが難しいため、なかなか表舞台には出てこない気が…その後、デジタル化でいきなり息を吹き返しました。

MINOLTA αシステム -その3- に続く