SAMSUNG VLUU EX1  (その3:活用編)

新型機テストの続々編、色々と使い勝手を向上させるためのお手入れを。
今回は、サードパーティ製の充電器と自動開閉式レンズキャップについてレポートします。

以前のレポートにもあるようにEX1は「USB充電対応」なのですが、カメラにバッテリーをセットした状態でUSBケーブル(データ転送も兼用する専用ケーブル)を接続して使用します。
最近の日本製カメラでも同様なものがあるようですが未体験(^^;
ある意味便利な反面、せっかく予備バッテリーがあるのに充電中にカメラが使用できないのはとっても不便です。

-----SAMSUNG VLUU EX1  (その1:導入編)はこちら-----

----SAMSUNG VLUU EX1 (その2:画質編)はこちら-----

本国では純正のバッテリーチャージャー(USB給電なのでただの箱とケーブルと思われます)が準備されていますが、カタログには載っているもののどこのお店に行っても置いていません。
(純正品は高くて売れないというのが理由だそうですが、SAMSUNGショップでさえ充電器を置いていなかった)

カメラ店へカメラとバッテリーを持参して「これを充電するやつちょうだい」って言って購入したものがこれです。

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カタログに載っている純正品。(左) カタログにはEX1用ワイドコンバータも載っています。(右)

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このシリーズは韓国設計が自慢のようです(生産は中国)。(左) SLB10ってあるけど?(右)

バッテリーの型式は「SLB-11A」なんですが、チャージャーには「SLB10A」(少し薄いタイプ)の型式が書いてあります。兼用だから?大丈夫ですよってことだったので、その場で充電できることを確認してご購入。
おまけで日本向けコンセントアダプタと自動車用のシガーソケットケーブルが付いてきました。

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箱の中はこんな感じ。シガーソケットケーブルはブリスターの下。

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以前ネットで買ったPENTAX用のサードパーティー品と良く似た感じですが、やや高級感ある?

ACアダプタ部分は汎用で、バッテリーをセットする部分のみ専用だと思いますが、電圧はワールドワイド対応(AC100〜240V)、プラグはEタイプなので日本向けのプラグアダプタが必要です。
「Made in Chinaだが、信頼のDesigned in Korea」みたいに書いてあります。
確かに日本以外の国では純正にこだわらず、サードパーティ品のほうが安いうえに汎用性があって多機能みたいなイメージがあるようですが、それにしてもそれで良いのか??
曲がりなりにも技術者の自分としては、個人的には割り切れない感じ…

で、私の嫌いな言葉ですが「自己責任」っていうことで…。

今のところ問題なく動作しています。
もちろん、期待したとおりにカメラの稼働率も上がり、みちのく一人旅の際にも活躍しました。

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バッテリーをセットしたところ。(左) ACアダプタ+プラグアダプタ(右)

次は、以前から色々物色していた「自動開閉レンズキャップ」ですが、世間ではRICOH製の自動開閉レンズキャップの登場以来、改造してパナソニックLXシリーズ、シグマDPシリーズ、オリンパスZX1などに取り付けるのが大流行。皆さん「かぶせ式レンズキャップ」は不便だと思っているんでしょうね。
そもそも電動沈胴式のレンズって、パワーオフしてからレンズが引っ込むまでキャップ出来ないのって、超不便でストレス感じます。(一眼レフならいつでもレンズキャップ出来ますからね。)

で、パクリっぽいですが、最近ではリコーのレンズキャップ方式を真似た中国製のものが各社向けに出回るようになっています。
その一族でEX1用のものが発売されているのですが、そもそも日本で売られていないSAMSUNG製カメラですから類似のものを輸入販売している国内のショップなどでもEX1用は入手出来ないのが実情です。

当面のところ韓国出張(^^;の計画もないため、知人が韓国旅行に行くということでお願いし、探してくれたのですが見つかりませんでした。
しかし、次いで出掛けた台湾では1個だけGetすることが出来たということで、お盆休み明けに手元にやってきました。

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JJCのALC−6。機構部分はリコーLC-1のパクリ。(左) 鏡筒のアダプタリング部がΦ52ネジのEX1向けになっている。(右)

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純正状態。(左) キャップとリングを外してALC6を取り付け。意外と出っ張る。(中) 電源オンで開いた状態。(右)

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純正状態。

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ALC-6を取り付けた状態。最終固定はネジなりなので、実際はもう少し回転して止まる。

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電源ONでキャップが開いた状態。一応、キャップ・ズームがどの位置関係でもケラレはありません。

EX1の場合は、写真撮影後すぐに電源OFFしようとすると「処理中」のメッセージが出て、実際のレンズの沈胴が遅れることが多いため、沈胴完了するまでの待ち時間にストレスを感じるケースが多々ありました。
(GX-100の場合も同じような表示は出ますが、レンズ自体はすぐに沈胴します。)
実際にこのレンズキャップを使ってみた感想は、レンズキャップ着脱のストレスから開放されて快適です。

しかし、動きや画像への影響(ケラレなど)自体は問題ないのですが、アダプターリングを取り外したあとの52mmのねじ部に装着すると、最後までねじ込んで止まった位置では「微妙な角度」で固定されます。
もう少しちゃんと対称な位置に止まるといいんですけど…
(上の写真は少し戻して左右対称位置にしていますが、実際にはもう10度くらい(?)ねじ込めます。)
GX-100の場合はネジではなくてバヨネット式のため着脱が容易で角度も決まります。P社やO社のカメラは汎用性を意識しているのか全てネジ式。

で、便利さの確認は出来たわけですが、元々はMK氏(一緒に韓国出張した際に黒のEX1を購入した)用も含めて最低2個は欲しいと思っていたのですが、今回は店頭に1個しかなく、在庫もなかったため入手できたのは1個だけでした。
そこで、今回入手分は色々お世話になっているMK氏に進呈し、また次回の入手チャンスに賭けることにしました。もちろん他力本願ですが…

その他>
・FWアップデート
上記とは別に、ファームウェアのアップデートも実施しました。
例えばMF時にマクロ領域にフォーカスできないとか、時々Aモード(絞り優先AE)に設定しているのに勝手に絞りが開放になってしまう(?)といった不可解な現象がありましたが、解消されました。
上記がバグだったとしたら、ずいぶんと初歩的なバグフィックスなような気もしますが…

・その他のインプレッション
2011年8月の「みちのく一人旅」での登山の際は本機とGF1を併用しました。
自動開閉レンズキャップは未入手だったのですが、GF1と本機を使用する際には「ディスプレイの見え具合」の差に愕然としました。明るい屋外、逆光などの不利な条件であればあるほど本機の有機ELディスプレイの視認性の良さが際立ちました。(それに、サングラスを掛けると液晶って見えなくなっちゃうし…)
物理法則の勝利っていう感じ?>頑張れ!日本メーカー。

-----------------------------------2011年10月29日 追記-----------------------------------------

先日、ホームページを見たWさんから、メールで「EX-1用のオートレンズキャップがG-marketで売られているようです。」と教えていただきました。
G-marketは韓国のG-market(韓国版の楽天みたいなの)が日本国内でも同様なサービスを展開しているということで、韓国コスメやファッション用品などで利用されている方が意外に多いようです。
ただ、口コミなどでは賛否両論、日本のAmazonや楽天などに比べればかなりルーズな(失礼)お店も多いのが実情でしょうか?とはいえ、韓国のショップと取引できるシステムというのは、ある意味ありがたいです。

また前置きが長い…。
お値段も送料無料ということからすると、JJCの同等品(Panasoic LX3用など)を国内で買う値段に比べてもお安く購入できそうですね。で、早速注文(^^;
お値段は2290円+送料無料ですがオプションで配送状況追跡可能な航空郵便を選択で150円です。

10月13日に注文、17日に配送日決定のメール、18日に発送、19日に空港貨物受付け〜27日着荷でした。
19日から先の期間はどうなっているのか不明ですが、送料無料ということはG-marketでの定期貨物便のようなものでまとめてやって来るんでしょうか?

10月27日に帰宅すると、郵便で届いていました。
中にはおまけ?で一眼レフ用のストラップも同梱されていました。今は無き「MINOLTA」ブランドのロゴ入り、うちの奥さんが見てもすぐ判る変なロゴの字体ですが、品質感は悪くないです。
ちなみに、以前先に入手した台湾土産は袋入りのパッケージでしたが、今回はなんだか高級感のある台紙にブリスターパッケジ仕様でした。

もちろん中身は全く同じモノで、ねじ込んで止まる位置が傾くことや、3枚の羽根状のキャップ同士に段差感があるところも全く同じです(^^;。

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G-marketのショップで売られているJJCのレンズキャップ。(左) 国際航空郵便でやってきました。(右)

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JJCのレンズキャップとおまけ(?)で一眼レフ用ストラップ(文字の太さがぱちもん感ムンムン)が入っていました。

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型式と対応表。本家Ricoh用もある!?(左) 前回、N氏が台湾で買って来てくれた時のパッケージ。(右)

-----------------------------------2011年11月3日 追記-----------------------------------------

その後、使用してみて気が付いた点として、「フラッシュのケラレ」がありました。
広角端でフラッシュ撮影すると、かなり顕著にレンズキャップの影が出ます(^^;
本家Ricoh GX-100の場合はさすがに純正品ですから、(元々位置関係も有利かもしれませんが)ケラレてしまうことはありません。

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広角端では右下にキャップの影が出ます。(左) この位置関係では厳しいですね。(右)

GX-100+LC-1の場合も初めからLC-1の装着を考えていたわけではないはずですが、フラッシュが光軸中心で前進配置(ボディよりも前に突き出している)、キャップの位置も有利な位置に確実に固定されます。
(もともとフラッシュを中央に持って来たいという設計思想だったと思われます。)
EX-1+JJC ALC-6の場合は位置関係も不利ですし、そもそも社外品(^^;ですから、これは物理法則に負けたということでしょうかね…
同じようなフラッシュ配置で広角24mm相当のPanasonicのLX3/LX5などに着けた場合はどうなんでしょ?

-----------------------------------2011年11月13日 追記-----------------------------------------

ここまでで、オートレンズキャップを入手したことでスナップなどでの使い勝手が向上しました。
しかし自分としては、風景撮影の際にPLフィルターを使いたい希望があります。
GX-100の場合はフードアダプタHA-2を使用することでフィルターの使用が可能です。(実際、ishidaの場合はフィルターを使用するのが主目的で購入したんですけど。)

EX-1の場合、純正ではそのようなアクセサリーは用意されていませんので、社外品のアダプターが必要です。
オートレンズキャップ同様にアクセサリーリングを外してそこに取り付けるアダプターチューブ単体やフード・キャップ・フィルターなどのセットが米国のAmazonなどでは売られています。
日本のGmarketには登録している韓国のショップが少ないので、本国のGmarketにも範囲を広げて探してみることにしました。
一般的な韓国のサイトの場合はハングル表記がネックですがGmarketの場合は米国のebayの傘下となったためか、海外通販に力を入れているようです。
英語表記のサイトが用意されているのは利用しやすいんではないでしょうか。
(各ショップに入っていくとハングル表記になってしまいますが…。テキストで書いてくれていれば翻訳ソフトが使えて便利なんですが、画像で表示しているサイトがほとんどですね。)

また前置きが長い…
ついでと言ってはなんですが、バリアングルモニターによる自分撮りの利便性アップのための「リモコン」も探してみました。(こればかりは社外品はなさそうですが、SAMSUNGの純正パーツを入手するのは結構大変そう。)
で、english.gmarket.co.krで目標のものを発見。
ただし、フィルターアダプタは(商品ページのイメージにはあるものの)レンズフードまでセットになっているものは見付かりませんでした。

今回初めて韓国Gmarketのご利用ですが、ebayのシステムを使っているからでしょうか?とても使い易く出来ていると感じました。
日本へは韓国で集荷し、注文単位にまとめてEMSでの発送を行っているようです。
My Gmarketのページで注文状況から集荷・発送状況、EMSでの追跡ができるので、海外通販とはいってもそれなりに安心感があります。

ちなみにお値段は
KIWIレンズアダプタチューブ(LA52-EX1)…22300ウォン($20.40)
SAMUSUNG製リモートコマンダー(SRAC-A4)…19400ウォン($17.64)
国内配送無料、EMS送料…10900ウォン($9.97)
実際には(もっとまとめてお買い物をしないと)送料の比率が大きくなってお得感がなくなりますが、EMSの料金って思ったよりもお安いんですね。なんだか楽天と大差ない気も…。

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リモコンSRC-A4 ハングルは画像なので翻訳できません(^^)。(左) KIWIのLA52-EX1。(中) EMSの追跡画面。(右)

で、やってきました(初)EMS。普通にゆうパックみたいに郵便屋さんが届けてくれました。
中身の割りに箱が大きいですが、重量を抑えるためか緩衝材のようなものはほとんどなくて中で商品がゴロゴロ?実害はなしですが。

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思ったよりも大きな箱です。(左) 中身はこのふたつ。韓国国内配送の元箱ですね。(右)

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外箱には「HORUSBENNU」のシール。韓国での販売はここ?(左) Amazonで見つけた汎用フード。メーカー・生産国表示なし(右)

まずはKIWIのレンズアダプターチューブ。
(昔からあるブランドと思ったけど、今は中国のJJC傘下なんでしょうか?外箱にも Made in PRC とあります。)
外箱には「HORUSBENNU」(日本のKenkoみたいな韓国の企業)のステッカーが貼ってあり、韓国でのKIWI製品の販売はここがやっているんでしょうかね。
製品はアルミ製で、アルマイトの表面仕上げやネジの精度も良い感じです。
日本のカメラメーカーの場合、純正品はほとんど樹脂製ですからKIWIのほうが高級感がありますね。
(樹脂の場合はぶつけても凹まないという利点?もありますが)
もちろん、フィルターだけでなくレンズキャップも52mmの汎用品が使えます。

また、Amazon(日本の)でマッチしそうな汎用レンズフードを発見したのでポチしておきました。 
届いた樹脂製のフードは(期待していませんでしたが)精度も作りもイマイチ…ネジに至ってはネジ山が潰れていて、アダプターチューブにねじ込んで修正してやらないと使えません。
ちょっと力ずくですが(^^;とりあえず組み合わせてみました。

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正面から見るとイジェクタピンの痕が丸見え。(左) レンズアダプタ側の精度は良好。(右)

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レンズアダプタのみ。広角端。(左) フードまで付くと重厚。ねじ山はないが汎用レンズキャップ取り付けも可。(右)

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レンズアダプタ+PLフィルター。広角端では画像のケラレなし。(左) フィルター+汎用レンズキャップを取り付け。(右)

レンズアダプタ+フィルターやフード取り付けによる画像のケラレはありませんが、やはりフラッシュ使用時は広角側ではフラッシュ光のケラレは発生します
結局のところ、純正状態、JJCのオートレンズキャップ、レンズアダプタどれでも、すべてを満足する構成っていうのはないということですが、目的を絞ればそれなりに使い勝手が良い組み合わせもとれるようになったと言って良いのかな?

・家族とのお出掛けなどの普段使いはオートレンズキャップでコンパクトさと利便性優先。
・登山の際はフィルター使いを優先してレンズアダプタ使用。(これでもレンズキャップはいつでも着脱可能な利便性はある)
・携帯性を優先しない場合はレンズアダプタにフード付きもアリ?(フィルターの併用は難しいが)

フードとフィルターを併用できないかと思い、試しにフードの前端に52→55mmのステップアップリングをはめ込んでPLフィルターをセットしてみましたが、フィルター枠が前進しすぎて画像周辺にケラレが出てしまい断念しました。(使えたにしても、キャップの径も変わってしまうので不便になりますね。)

もう1点、KIWIのアダプターチューブと一緒に注文したSAMSUNGのリモコン、EX1に対応する型番はSRC−A4です。
こちらもダンボール箱を開けてビックリ、ビニール袋に入ったリモコンがそのまま入っているだけでした。
製品の箱とか説明書とかないの??
とりあえず同梱されていた電池をセット(電池蓋はとっても開けにくい)し、EX1の取説(PDFの英語版)でリモコン設定を確認して使ってみます。
このリモコン、写真を見ての予想通り、ズームや再生・再生画面の送りもできます
ただし、シングルモードでのみリモート設定可能で、連射モードやセルフタイマーモード、ブラケットモードではリモートのメニュー自体がグレーアウトされて設定できません。
(レリーズタイミングはボタン押し>フォーカス>レリーズまで2秒固定のようです。)
ただし、一度電源を切るとリモート設定がOFFになってしまうため、その都度メニューから設定してやらないといけないのはちょっと不便です。

それにしても、長さが58mm程度ととってもコンパクトなので、失くさないように注意が必要かしら?
ストラップを通すことができるようになっているので、バッグなどにストラップをくくりつけておいたほうが良いかもしれませんね。

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とてもコンパクトなSRC-A4。(左)電池はCR2025を使用。電池蓋は開けにくい。(右)

…9月の富士登山以来、全くお出掛けしていないので、そろそろこれらのグッズの出番を作らねば。
(それと、この後届くはずの大きいものの出番も…)