ishida式の富士登山Part6
2008年9月7日(日) またまた×2 行って来ました、富士登山。

8/31は御来光登山の予定でしたが、豪雨の影響で中止となってしまいました。
その翌週、今回の9/7も今シーズン最後の富士登山として計画されていました。
未だに8月末からの不安定な天候が解消されてはいないものの、当日の空模様は思ったよりもお天気は良さそうです。


AM3:30に蒲郡を出発し、いつもの行程で富士川SAのスマートインターチェンジから富士宮市街を抜けて富士山スカイラインへと向かいます。
登山区間を登り始めると、低い雲を抜けて富士山が姿を見せました。
五合目からも山頂の測候所が見えますので、期待も膨らみます。
観光登山のシーズンは8月一杯で終わっているとはいうものの、本日までは富士宮口の元祖七合目までの山小屋は営業しているとのこと。
そのせいか?意外にも登山者は多いようで、駐車場にもかなり車が多くて、奥のUターン地点までは完全に一杯になっていました。

準備を済ませ、レストハウスのトイレで用事を済ませていよいよ登山開始です。

 

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AM7:30 登山口から出発!


今回は、

K氏(今年4回目。いつもアレンジご苦労様です)

KN氏(今年3回目、前回頂上に立つ)

HH氏(今年2回目、頂上未体験で、KN氏の「格下」発言に密かに闘志を燃やす?)

HG氏(今年2回目、初回で既に山頂に立つが高山病に苦しんだ)

OM氏(初参加だが、体力は折紙付き?9/3には乗鞍岳を体験済み)

NT氏(今年3回目?、初回に山頂に立って余裕綽々のヤングパワー、2回目は8/28に友人と雨の中、山頂へ行ったとか)

ishida(今年4回目、しかし今週は体調管理に失敗してやや不安あり)

の総勢7名と、過去最多の人数編成でした。

 

登り初めには見えていた山頂も、やがて巻いてきたガスで見えなくなり、六合目以降はほとんど視界不良となってしまいました。
日射の暑さは和らいだのですが、湿度が高くて蒸し暑さに襲われます。
時折りパラパラと雨粒も落ちてくるため、すぐにカッパが着られるように、上着だけ準備して歩きます。

蒸し暑さなど、あまり条件が良くないためか、それともやはり体調管理に失敗したためなのか、新七合目までの行程がいつもよりしんどい気が…と思ったら、休憩を含めて、六合目〜新七合目間が一回の休憩含めて50分ほどでした。
どうも周辺に惑わされてペースが速すぎたようです。

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AM8:45 疲れたふり?思ったより早く新七合目に到着。

新七合目から元祖七合目へ向かうと、時々雲が切れたかと思えば全く視界が利かなくなったりとめまぐるしく天候が変わります。
そして、元祖七合目が近付くと、けっこうパラパラと雨粒の量も多くなり始めます。
下山して来る人の多くはまだカッパ着用まではいっていない様子。
しかし、元祖七合目からはこのまま降り続くことも考慮してカッパを着用することにしました。

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AM9:30 元祖七合目でいよいよカッパ着用。ishidaとK氏、NT氏以外は皆さん初カッパ?

まずは上着だけでも、と思ったのですが、着用中に雨脚が強まったため、そのまま上下着用したところ、いよいよ本格的な雨となってしまいました。
とりあえず、雨の中を八合目目指して登ることにします。
下山してきた人に聞くと、頂上では晴れていたのに、下に来たら雨が降ってきたとのことです。

雲はますます濃くなり、八号目の小屋もほとんど見えないガスの中、小屋直下の岩場を通過すると、やっと八合目到着です。
この頃になると、山頂方向から下ってくる人たちはほとんどカッパ着用の様子です。
どうやら雨雲は自分たちを追い抜いてしまったようで、山頂方面も雨雲の中に入ってしまったみたいですね。
ここで体感温度は一桁になっているうえ、メンバーの体調も万全とはいえないため、御殿場コースからの下山を決定しました。
例によって、トイレ脇を抜けて御殿場方面への巻き道に入ります。

御殿場コースに出ると、ナゼかスーツにネクタイ姿にビニールカッパの男性二人が軽快に下ってくるのに遭遇。
NTTか郵便局の方かしら??
靄のかかった御殿場コースを下り、砂走館の前で休憩。
ここまで、悪天候のためカメラを仕舞っていたため写真がありません。

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砂走館前、山もそろそろ秋の気配?(左) なんか、晴れてきました…(右)


小屋前のベンチは横板も外され、完全にシーズンオフ状態ですね。
休んでいるうち、雲が切れて青空がのぞき、山頂方面も見えてきたりして。変な天気。
下山後の行動を打ち合わせした後、再び下山にかかります。

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砂礫の道も、適度なお湿りで砂埃が立たずいい感じ。

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皆さん、それぞれのスタイルでお楽しみ(?)

登山道と下山道が分かれると、本格的な砂礫のコースとなり、ペースが上がります。
前方のガスが切れ、宝永山も姿を見せました。
さくさくの道を、宝永火口の分岐まで快調に下ると、宝永火口壁の通称「七薬師」と呼ばれる岩脈にガスが巻き、壮大な景観を見せています。

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宝永火口壁に顔を覗かせる溶岩の岩脈「七薬師」

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宝永に向かうと、またガスが濃くなって視界不良に(左) 火口底も秋色(右)

ちょうど時間的にも良いので、宝永山のピークまで往復して昼食ということにします。
しかし、再びガスが巻いてくると視界はなくなってしまい、前から来た人と鉢合わせしそうに…(^^;
宝永山の山頂で昼食後、火口底(ここでカッパを脱ぐ)〜第二火口分岐〜樹林帯へと進み、五合目に戻りました。

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無事駐車場に到着…と思ったらKN氏は?(左) キタ〜!(右)

五合目も既に雨は上がった後だったので、片付けの手間もかからなくて良かったです。

帰路は下道で清水まで走り、「駿河健康ランド」で入浴してのんびりした後で早目の夕食とし、清水ICから高速に乗って音羽IC〜蒲郡にPM8:00頃に帰着しました。