ishida式の恵那山登山 2008Part2
2008年9月27日(土) またまた行って来ましたよ、恵那山。

恵那山は1993年4月に登った時、15年後の2008年に2回目と、共に残雪期の登山でした。
山行自体も好印象でしたが、恵那山のどっしりした山容は御岳や中央アルプスから見ても特徴的で美しい姿で、笹原と針葉樹のコントラストも美しく、アルペン的な険しさとは別の親しみが感じられます。
山岳漫画の「岳」でも、主人公の島崎三歩が「頂上まで登った山は、遠くで見たときずっとキレイになるんだよ」って言ってましたが、やはり一度登った山は他所から見たときにも気になる存在ですよね。
富士山や恵那山など、独立峰は特にそういう傾向にあります。

 

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これは1992年の夏に御岳に登った時に見た恵那山

2回目に15年振りに訪れるに当たって、@恵那山のHPで情報収集したのも、親近感だけでなく新たな興味が湧いてきた要因の一つだと思います。

山頂に至るコースも、従来からある「黒井沢ルート」と「神坂峠ルート」だけではなく、新たに長野県側に最短ルートとして「広河原ルート」、恵那山登拝の歴史がある「前宮ルート」の復活なども知りました。

今回は、来春の残雪期の登山に備えて「広河原ルート」を事前調査しておこうということで計画しました。
時間的な短さだけでなく、尾根歩きの眺望の良さと紅葉も体験しておこうという欲張りな心もチラリ。
紅葉の進み具合と休日の天気予報に注意を払って日程を模索…。

しかし伯母が亡くなり、葬儀が金曜日に執り行われたのですが、金曜日は葬儀のあと、午後から会社に出社して午後9時過ぎまで勤務。
帰宅して天気予報を聞いたところ、好天の予報に矢も盾もたまらず慌てて準備しました。
(おばちゃん、こんな時にごめんね…)。


9月27日の午前3時半に起床、4時10分には自宅を出発。コンビニで食料調達して、一路、長野県阿智村を目指します…
しかし!途中で登山靴を積み忘れたのに気付きました。
ここで戻ると2時間のロス、開き直って(やや不安はあるものの)運動靴で登ることにしました。
靴を忘れたのは結婚直前、GWの南アルプス鳳凰三山に行った時以来ですな。
(て、二回目かよ!その時は雨の停滞もあったので芦安村から自宅に取りに戻った。)
その他の小物は良く忘れる人なので…

それ以外は快調に走って、午前6時半には林道ゲート前の駐車場に着きました。
林道は神坂峠方面は通行止めのようです。
他に車は7台ほど駐車していますが、まだまだ余裕の状態でした。

ここで朝食をとって、早々に準備して出発します。

林道ゲート脇から林道を進み、タイトなS字カーブを登るとサルの親子が前を横切っています。
「群れがいるようだとちょっと危険かも」と思いましたが、親子が二組ほどいるだけのようでした。
林道歩きもちょうど良いウォーミングアップかなと思いましたが、天気予報どおりとっても寒いので、途中でヤッケを着ました。
林道をさらに進み、右カーブの短いトンネルを抜けると「広河原登山口」の看板が現れ、登山届のポストも設置されています。
ここまでが約25分でした。

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広河原登山口(左) 橋を渡って右岸へ(右)

登山口から河原に降り、丸太が三本束ねられた仮設の橋を渡って対岸からいよいよ本格的な登りに入ります。
初めは雑木林と植林地の境界付近の岩の多い登山道をジグザグに登ります。
しばらく登ると、コースは徐々に西寄りに移っていき、木々の間から西隣に連なる「神坂峠ルート」の尾根が見えてきます。
ここまできつかった登山道の傾斜も徐々に緩くなり、足元も岩がなくなって歩き易くなります。
程なく稜線上に出たところが、いわゆる「看板ピーク」で、「恵那山」と書かれた木の看板があります。
(@恵那山に記載どおり、「1576」とか「1716」、「頂上まで100分」などの根拠のない落書きがあります)
ここまで頑張って登ってきたところにちょうど良い休憩場所の広場に見えますが、展望は全くない暗い林の中です。
実は、あとほんの少し登ると景色のよい稜線に出ます。

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傾斜が緩くなってくると稜線は間近(左) 稜線に出たところが、いわゆる看板ピーク(右)

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看板を過ぎたところから展望が開けます(左) 東側に連なる南アルプスの山々(右)

ここからは、南アルプス方面の展望が開け、実に気持ちの良い登りになります。
周辺には笹原とダケカンバも現れ、南寄りには黒井沢ルートを野熊の池から登った時に、最初に稜線に出るあたりも見えてきます。
登る先には恵那山の主稜線も見え、山頂方向では広葉樹が色付き始めているようです。
ただ、それほど目立たないものの、大川入山で見たのと同じくアブラムシによる笹枯れが起きているのも見えます。

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山の木々もそろそろ色付き始めのようです。

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振り返った稜線の窪んだ辺りが1716m標高点?

@恵那山によると、笹原の中の登りから振り返って、やや平坦な尾根が二重稜線のようになっている場所が「本当の1716m地点」だそうです。
再び登りにかかり、次第に飯田方面の視界が開けてくると、南アルプスの聖岳と上河内岳の中間、聖平の辺りに富士山が頭を覗かせます。
後ろを振り返れば中央アルプス、さらに北西寄りには御岳、乗鞍、穂高連峰も見えます。

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さらに背後には富士見台(手前)と中央アルプス(後方)。

 

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北北西方向には御岳、乗鞍、穂高連峰も見えてきました。


しばらく見晴らしの良い尾根を行くと、道は再び樹林の中に入り岩の多い道となりますが、周辺はツガやシラビソなどの根元にコケが密集した美しい林床になります。
程なく[恵那山>、<広河原]の看板が現れますが、ここが県境です。(いわゆる「県境分岐」ですね。)

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巨大なツガの立ち枯れ(左) 主稜線周辺の美しいコケの林床(右)

ここからは恵那山山頂に連なる主稜線ですが、見通しは利きません。
もう少し登ったところにある標高点のほうが周辺が開けていて主稜線らしく見えます。
ここで道は西に向かい、笹原が現れたらあっけなく山頂(三角点とヤグラのある広場)に出ました。

県境からこの辺りまでが積雪期には判り辛いところのようで、周辺をよくチェックしておきます。
一応ヤグラにも登ってみますが、やはり展望はあまりありません。
さらに避難小屋方向に行こうとすると、年配のご夫婦が地図(パンフレットのようなもの)を広げています。
「避難小屋はこの先ですか?」と聞かれたので、ご一緒することに。
しかし、道中で入手したというそのパンフレットには、三角点の位置に「2191m」とあります。
うーん、こういうのって…
栃木県からみえたというそのご夫婦には最高地点というのはさらに先にあるというのも説明し、一緒に小屋裏の大岩に登って展望を楽しみます。
大岩の上には、富山県から来たという男性お二人もみえました。
しばし5人で「園原ICは名古屋方面方向限定」とか、南アルプスのあそこが聖岳だとか、中央アルプスは宝剣岳がとんがって見えているといった話しで盛り上がったりして。

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山頂で一応記念撮影(左) 避難小屋裏から見た富士山(右)

その後、お先に失礼して最高地点の神明社に向かいます。
でも、思ったよりもあまり人に会いませんね。

神明社に着くと、今回は御岳、乗鞍、穂高連峰も見ることが出来ました。
前宮分岐のある辺りの尾根をはさんで南西方向には恵那の市街や根ノ上高原なども望めます。
もう少し空気の透明度があれば、海まで見えそうですね。

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神明社より南東方向。茶臼山も見える。(左) 前宮ルートの尾根と恵那市街(右)

さて、ここから前宮分岐までの間に昨年のセスナ機墜落事故の現場があり、9月に入ってヘリによる残骸の搬出が始まっているとのこと。
また、そのためのヘリポート建設の話があって物議を醸しているという話が@恵那山で見られました。
そこで、この先のルートの探索(?)だけでなく、実際どうなっているのかも含めて見に行くことにしました。
途中、前から3人の方がみえて「セスナ機事故の片付けでこの先ゴチャゴチャしていて申し訳ありません。気を付けて通ってくださいね。」と言われました。
さらに少し進むと、左手方向(南側)が開け、木が伐採されている場所に出ました。

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ここは何のための伐採なんでしょうか?

しかし、切り株や積まれた木材はどう見ても1年以内に伐採されたようではありません。
もう少し進んだ先に立ち木の折れた跡も生々しい本当の事故現場に出ました。
セスナ機の残骸がネットに収められて搬出を待っているようです。
周辺には作業にみえた方の真新しい(?)中〜大型ザックが10個以上置かれていました。みなさん、自力で登って現地に入られているようです。
写真撮影は遠慮し、合掌してその場を過ぎると、すぐに前宮分岐に到着です。
T字路の左(南)が前宮ルート、右(北)が神坂峠ルートです。
 

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前宮ルートと神坂峠ルートの分岐(左) 分岐の下部から南アルプス(右)

さて、ここでまだ午前10時です。
このまま一ノ宮まで偵察に行って来た道を戻るか、それとも時間に余裕があるので第二候補としていた神坂峠へ下山するか…悩みます。
そこへ、山頂方面から男性がみえたので話しをしたところ、その方は「広河原から入って神坂峠へ下山、万岳荘に寄って記念バッジを買って帰るつもり。」とのことでした。
さっきすれ違った単独行の男性も、神坂峠から登り3時間ちょっとだったとのことでしたから、下山は正味2時間半〜3時間程度で行けそうです。
ちなみに、自分の持っている昭文社の地図でも下りは3時間とあります。
下山する男性を見送り、自分も神坂峠に下ることに決めて、ちょっと腹ごしらえ。
その間に、神坂峠方面から、男性二人組の方がみえました。聞くと、群馬県から前泊で万岳荘に宿泊とのこと。
しかし、今日の宿泊予定者はいないので管理人さんは片付けて下山する予定だそうです。
さっきのあの人、首尾よくバッジが買えるかなあ…と、他人事ながらちょっと心配に

 

 

10:30、いよいよ神坂峠方面に向けて下山開始です。
第2案として考えていたため下調べはしてありますが、最後の林道歩きも含めて「運動靴」にややネガティブ要素がありますね。
下り始めは針葉樹の中のかなり急斜面です。やはりローカットの運動靴では下りにやや不安感があります。
急な下りが一段落すると展望も開けてきます。
しばらく行くと、左手が激しく崩落した場所が見えてきます。ここが「天狗ナギ」と呼ばれる崩壊地で、天狗ナギの上部には稜線上に二つのピークがあり、最初のピークに出るとこれから進んでいく先の稜線が見渡せるようになります。
道は幾度か登り降りを繰り返し、振り返ってみると恵那山の主稜線が見えてきます。

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天狗ナギ上部から霧ヶ原方面。(左) 天狗ナギを過ぎると恵那山全体が見えるようになります(右)

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天狗ナギのピークを越えると大判山が現れます。

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大判山への登りから振り返った天狗の頭。

天狗の頭からは、大判山やその先の神坂峠方面(峠自体は見えない)、富士見台などが遠望できますが、実際のところは一目見ただけでは何処が何だかよく判りません(^^;…。
見晴らしの良い斜面をさらに大きく下っていき、もう一度登り返すと標高点のある広い山頂に出たところが「大判山」です。

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大判山のピークへ(左) 中津川側の斜面はナギが多く、砂防工事も行われているようです(右)

大判山は、山頂が平坦なのと笹丈が高いため思ったよりも展望が利きませんでした。
ここでちょうどお昼を回ったので、昼食の時間にします。
空には西からの雲が広がり始め、大気もややモヤっとしてきましたが、天候の悪化ということもなさそうです。
大判山で神坂峠までのちょうど中間地点付近で、後はこの先は鳥越峠までの降りと神坂峠手前の登り返しが待っています。
昼食後、さらに下ると、前方の大きな崩落地「姥ナギ」が近付いてきます。
道は姥ナギ手前で稜線の右(東側)に回り込み、そこからは森の中を水平に進んでいきます。
右前方に笹原の山が近付いてくると、ひょっこり「鳥越峠」に出ます。

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水平道を行くと右手に笹の稜線が現れます(左) 手前の鞍部が鳥越峠です(右)

道は十字路となっていて、真っ直ぐ進むと神坂峠、左(西)に進むと林道経由で強清水方面、右(東)方向は特に看板の表記はありません。結構しっかりした広い道が東側の山の斜面を水平に延びているのが見えていました。
後で「ごっちゃんの山楽記」の掲示板への「恵那山ファン」さんからの情報によると、「ヘブンスそのはら」方面に抜けるルートとのことでした。@恵那山のルート図にもヘブンス方面への林道分岐までのルートが記載されていましたね。
神坂峠ではなく、今回のように広河原方面への下山ルートとして使う場合は、林道歩きが短縮できて良いかもしれません。
神坂峠手前の千両山への登りも省略可能ですが、その場合は千両山の360度の展望を楽しむことはできません。
で、その時点ではコースとして不明だったため、メインルートの神坂峠へ向かう「登り」道を選択します。
この最後の登りが今回は結構堪えます(^^;

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枯れ木のオブジェを見ながら最後の登りです(左・右)

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登り切ると富士見台が目の前に見えます(左) 山頂部はきれいな笹原(右) 

しかし、千両山のピークに出ると、思った以上の360度パノラマが開け、今日の恵那山を歩いた中での最高のビューポイント(^^)となりました。
時間的にも余裕があったため、のんびりと展望を楽しめました。

 

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東側には南アルプス

 

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ここから見る恵那山はとっても立派です。こちらを登山口にすると気持ち良いですね。



千両山の山頂はT字路になっていて、立派な看板が立っています。
看板では、T字路を東のほうに進むルートには「阿智村」とあります。
何だかずいぶん大雑把な書き方ですね。
しかし、先には林道が延びているのも見えますし、いかにも立派な鉄の柵のようなもの(の残骸?)がルート沿いに見えることから、周遊コースのようです。
林道への近道になるかと思ってそちらに行ってみると、しばらく行った先で道が稜線を外れると、いきなり背丈の高さの笹藪になっていました。

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山頂の分岐を「阿智村」と書かれた方へ進んでみます。(でも途中から藪でした)

足元は結構踏まれているため、藪を漕いでゆけばすぐに林道に出られそうでしたが、何となく無駄な労力という気がしたので止めて戻りました。戻った分も無駄ですが(^^;
戻って看板をよく見ると、同じ目に逢った方がいたようですね…
一般のルート通りにゆくと、すぐに神坂峠の登山口に出ました。
 

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神坂峠付近より西の中津川方面を望む(左) 峠の登山口に出ました(右)

 

ここからは林道を阿智村方面に戻ります。
この辺りまで来ると空もかなりの部分が雲に覆われ、日差しもなくなってしまいました。
神坂峠から阿智村側への林道は、昔の東山道とは異なり大きく南側の尾根の南面に回り込んだ後、恵那山北側のヌル川の沢沿いに取り付けられています。
峠からは一旦尾根を越えるために南東斜面を登るように進みます。
途中、「パノラマコース」「恵那山登山口」といった看板が現れ、ここが先ほど引き返したルートの入り口のようです。
それほど時間短縮にはならないかもしれませんが、尾根まではすぐのようです(^^;

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おおっ!カオナシ??背後は網掛山(左) 笹藪ですがパノラマコースの入り口とあります(右)

その先、前方の尾根を大きく回って越えるところでスキー場の「ヘブンスそのはら」方面への道と林道の分岐です。
林道はここでゲートが閉じられています。(前述の鳥越峠からのルートはこの辺りに出るようです。)
ゲート脇から林道を先に進むと道はさらに尾根の南面に回りこみます。この辺りは恵那山側から見えた場所ですね。
すぐ目の前には神坂峠ルートの稜線が見えてきます。本当に目と鼻の先で、直線距離は僅かです。
谷を大きく回り込むと、砂防工事の現場などがあり、その先で沢の左岸を行くようになるとあとひと頑張りで広河原登山口です。

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林道ゲートは閉じられています(左) 砂防工事の現場(右)

う…登山口からもう25分歩くんだった。
結局、神坂峠から駐車場までは1時間30分の林道(全て舗装)歩きでした。

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北側から見た本日のルート(神坂峠は省略しています)

----------------------この日の行程----------------------

6:50駐車場発〜7:15広河原登山口〜8:10看板ピーク〜9:00県境分岐〜9:25山頂(三角点広場)〜9:35避難小屋9:459:55神明社(最高地点)〜10:15前宮分岐10:3011:00天狗ナギ〜12:00大判山(昼食)12:3013:05鳥越峠〜13:30千両山14:0014:20神坂峠〜14:50林道ゲート〜15:40広河原登山口〜16:00駐車場着

途中、膝周りや腿の裏(三河弁では後のことをこう言う)辺りに違和感があったのですが、帰ってからタイツを脱いだら膝の位置がずいぶん下がった状態ではいていたのが原因だったようです。

道具は正しく使いましょう(^^;…ついでに「出掛ける時には忘れずに」装備のチェックをしましょうね。