旧ishida式の初めての恵那山登山
1993年4月11日(日) 残雪の恵那山へ初めて行きました。
2008年5月4日に、久し振りに恵那山に行ったのを機会に過去の記録を調べてみたところ、1993年の4月に恵那山にK氏と行ったのが私にとっての「初めての恵那山」でした。 当時の記録を見ると、この頃はけっこう山に行っていました。(この年のメインとしていた趣味は山だったようです。New登山靴やアイゼン購入etc.と、けっこう投資もしていた。)
1993年 2/28 御在所でアイゼン練習(もらい物アイゼンで下駄になる) 4/28〜5/2 四国剣山、三嶺縦走(山中は剣岳山荘、白髭避難小屋二泊) 9/24 羽毛シュラフ購入フェザーフレンズ\38500 この翌週に「ぎっくり腰」になりました(^^;
1994年 ぎっくり腰の結果、翌年は下火に?と思ったら、そうでもありませんでしたね〜。 3/27 御在所 下界は快晴で山上は大雪、表道下る
せっかくなので、過去の写真もスキャンして記録作成することにしました。 |
当時は豊川市に住んでいたため、K氏と近所で待ち合わせて出発しました。 天気予報では午後からはぐずつく可能性が高かった為、途中で帰る可能性もありましたが、豊川を5:10に出発し、国道257号線を恵那に向かいました。 (実は3/28にも下見してあった)黒井沢林道を登山口まで遡ります。 登山口から林道を歩き、黒井沢避難小屋を過ぎて登りにかかると早速雪が現れました。 前日にかなり積もったようで、楽しい雪上歩行の期待が膨らみます。 沢を登りきると、左手に新築されたばかりの「野熊の池避難小屋」が見えました。 可愛らしくて綺麗な避難小屋なのに、前日泊まったパーティーが土足で入り込んだり、小屋のまん前で用をたした痕があって憤慨!! ただし、登山道をはさんで反対にある仮設トイレはなかなかスリリング…
野熊沢源頭部はすっかり雪景色(左)野熊の池上部の植林地を登りきって三階山方面(右) 野熊の池を過ぎて植林地の登りではトレースが交錯していて、山スキーで滑った跡もありました。この時期だけのお楽しみですね。 植林地を抜けると、雪景色の向こうに伊那谷を隔てて南アルプスの山並みが見えて感激!
北風で成長した雪庇も現れます。ishidaも当時は若かった(^^)少しは成長したのかな?
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尾根を南側に回り込むと、恵那山の山頂が見えてきました。 なんだか、ここまで来るとすぐ近くに見えますね。 景色を楽しみながらの小休止にもってこいの場所です。意外にも雪は締まっていて歩き易いのも好印象です。
山頂をバックに。ツガの立ち枯れ木も2008年現在よりも多いようです。 1920mピークを超えると、ここからもトレースが錯綜してきて、稜線伝いに山頂方向へ向かうものもあります。下山してきた方に聞くと、積雪期は直接稜線を通って山頂に直登できるとのことでした。 とりあえず新雪の状態も良く判らないため、一般登山ルートを通って山腹を巻くコースを選択して山頂避難小屋に向かいます。 しかし、実際には樹林帯の中を通る巻き道は、雪も緩めで歩きにくいうえにコースも判りづらいためけっこう難儀しました。
避難小屋前に出てから山頂に向かうと、けっこうあっけなく山頂に着きました。 山頂は平坦で、はっきりしたピークは無くてやや拍子抜け… 避難小屋に戻って昼食にしました。
山頂は平坦で、あまり展望はききません。そろそろ天候も下り坂。
午後からは天気予報どおりに雪となりました。 買ったばかりのゴアテックスパーカーを着込んで、念のためアイゼン装着。 巻き道の雪に備えてロングスパッツ装着!と思ったら、ザックの中に無くて、どうやら自宅に忘れてきたようです。 コンビニの買い物袋で即席のショートスパッツを作成して装着(^^;!これはこれで、けっこう効果がありました。
下山時には、カメラのフィルムが無くなってしまったため写真がありません…(^^;
今回の教訓は 「出かける時には(装備チェックを)忘れずに!」 アメックスのCMでこんな台詞がありましたね。 以前はGWの鳳凰三山に行った時、登山靴も忘れた(^^;
初めての恵那山は、思った以上の新雪もあって、楽しい春の雪上歩行が楽しめました。 それ以来、私の頭の中には「恵那山=残雪期」という公式が…??
5:10豊川発〜7:20黒井沢登山口 8:00登山口発〜8:40沢を渡る地点8:50〜9:30野熊の池避難小屋 9:45避難小屋発〜10:40「1920mピーク」手前10:50〜12:00山頂 12:15山頂発〜12:25山頂避難小屋(昼食) 15:55登山口発〜18:15豊川 |