ishida式の富士登山2010年
2010年8月22日(日) ishidaは今季初の富士登山。

父の入院などでishidaは不参加だった今シーズンの富士登山ですが、子丑会としては三度目の富士登山です。
しかし、前回(目的地は八合目)、前々回(天候の悪化で撤退)とも山頂には到達していないそうです。


今回は山頂へ到達予定ですが、新機軸として「御殿場口の大砂走り体験」も目的に企画されました。
しかし、K氏宅へ行くとTT氏と、何故かパジャマ姿のK氏の姿が…
K氏は腰痛の悪化で今回は不参加!?ということで、4名での決行となりました。


今回は当初予定通りにTT氏の車を徴発、途中でKN氏とOM氏(実は二人も今季は初富士登山)をピックアップし、一路富士山へと向かいます。

 

K氏がタクシーを予約しておいてくれたため、御殿場口駐車場でそそくさと準備を済ませ、タクシーで(マイカー規制中の)富士宮口五合目へと向かいました。

今回も山頂が綺麗に見えるなか、いよいよ登山開始です。

 

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どんより曇った御殿場口駐車場で準備。(左) 富士宮口は晴れています。(右)

登り始めには見えていた山頂も、やがて巻いてきたガスで見えなくなり、六合目以降はほとんど視界不良となってしまいました。
日射の暑さは和らいだのですが、湿度が高くて蒸し暑さに襲われます。

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元祖七合目で雲の上へ。すぐ追いつかれる?(左) 今日も多くの団体さんとすれ違います。(右)

やはり今日も団体さんとのすれ違いやペースの違う集団との譲り合い(抜き合い?)が多く、何となくリズムがつかめませんが、いつもの調子で八合目に到着しました。
すれ違いが多かった割には思った以上に早かった(^^)

八合目からはいつも通りにトラバース道を行き、御殿場側から山頂を目指すことにして、しばしのお食事タイムをとりました。
休憩中も、山頂から下ってくる団体と登りの団体が続々と通過しています。

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御殿場側に移動、赤岩八合館がすぐ上。(左) 八合目小屋跡から山頂部。(右)

御殿場側に移動すると人は一気に減りますが、それでも予想よりも登山者がいる様子です。
やはりハイシーズンの日曜日ということですね。
何だかいつもより歩きにくく感じる登山道を八合目小屋跡まで進み、小休止。

なんだか頭痛もしてきて、昨シーズンまでそれほど気にしてなかった高所順応の大切さが何となく判った気もしてくる今日この頃。

(それとも昨日も遅くまでやってた仕事の疲れかしら。真剣に体調管理できる余裕無し…)

青息吐息でやっと御殿場口山頂に到着っ!全員横に並んで同時に鳥居をくぐりました(^^)
それにしても、最後までゴールが見えないのも辛いですね。(初めから見えているのも辛い?)

山頂は冷たい風が激しく吹きつけ、天気は良くとも体感温度は一桁です。

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4人揃って疲れ気味?。


日当たりの良い場所を探してのんびり寝転がったら、やっぱり寝ちゃいました(^^)。

帰りの時間も心配になってくるので、PM2時に下山にかかります。

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いつもの勝手知ったるコースへダイブ(左) ガスが巻いたり晴れたり忙しい天候でした。(右)

砂走り館までくると、小屋が無い!?。取り壊して新築の準備中でした。
宝永火口側に向かって下り、宝永山と大砂走りとの分岐辺りまで来るとガスの中に入り、先が良く見えない状態になりました。
実際には、コースを示す縄と標柱があるため、迷うことはありません。

いよいよ待望の「大砂走り」にはいると、砂礫の下には隠れた岩なども無く、適度なクッション性が足にも優しくてGoodです。
ただし、頭痛と疲れのためか思ったより楽しめませんでした。
途中で若い人が猛スピードで駆け下ってゆくのを見ても真似する元気は無し…

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ガスの中で前後の視界は不良。(左) 雲の下まで来ると、やっと登山口方向が見えてきました。(右)

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雲が切れて双子山と二ツ塚が見えます。(左) 傾斜が緩むと地面はやや硬めに。(右)

雲よりも下まで下ると、やっと周辺の景色が開けてきて、右手には双子山と二ツ塚、行く手の(かなり遠くに(^^;)駐車場が見えてきました。

双子山が目線の高さになってくると、傾斜も緩くなりますが砂が締まってくるためかえって歩きにくくなってしまいました。

最後に大石茶屋に到着し、やっと人心地がついた気がしました。
時間的には、山頂から大石茶屋までがちょうど2時間半でした。

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周辺に多い巨大な「フジアザミ」。(左) 登山口のトイレ。(右)

富士宮市街の「花の湯」で砂と汗を洗い流して帰宅の途につきました

しかし、高速は断続的にのろのろ、牧の原SAで食事しようと思ったら食事待ちの列が出来ている状態でした。
しかたなく(こちらも並んで)焼きそばをかって食べたら、ますます頭痛が激しくなって途中で気持ち悪くなってしまいました(T^T)

 

今回の教訓(らしきもの)

登山前の体調管理に万全を期すべし!