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今年も富士登山のシーズン開幕です。
今シーズンは6月に積雪があったため、この冬は小雪だったにもかかわらず山頂部には残雪が多く、八合目以降は基本的に開通していないとのことです。
今回はK氏、M氏、HH氏、ishidaに加えて、M氏のギターの先生であるS夫妻が初参加です。 ご夫妻は富士山だけでなく、登山自体も初体験とのことですが、ご主人はウォーキングで15km歩いているそうで、装備など事前の準備もばっちりのようです。
いつも通り蒲郡から出発して音羽蒲郡ICで高速に乗って、富士川SAで高速を降りた後、今年の富士登山の安全を祈願するために浅間大社に参拝しました。
 AM7:50 登山口から出発!
今回の目的は、シーズン最初ですので高度順応(^^; 。目的地は八合目とします。
出だしからどんよりとした空の下、傘を被った富士山頂を見ながら進みます。
(九合目までは見えていました)
天気予報は下り坂、風もこれまでになく寒く感じます。
 いつもの休憩地点?六合目と新七合目中間地点(左) 新七合を過ぎて元祖七合を目指します(右)
時折薄日は射しますが、強い西風にさらされる場所では体感気温は一桁といった感じで、ほとんど汗は流れません。 シーズン最初でもあり、初登山のS夫妻を気遣ってゆっくり登っているはずが、六合目から新七合目までが休憩を入れて45分でした。後続からは「もっとゆっくり登らんか」とのブーイング。(^^; どうも毎月の登山のせいで知らず知らずのうちにペースが速まってしまうようです。 そういえば私って先週は腰痛が悪化して通院してたはずですが、外に出ると元気なのかしら??←知ってるくせに(^^;
 新七合目を眼下に見ながら元祖7合目を目指します。やっぱり駐車場が見えます。
元祖7合目までの登りでも途中に休憩を入れつつ、今まで以上にペース配分に気をつけて登ります。 とはいえ、先頭だとなかなか後続の具合がわからないのですが、そこは富士登山ベテラン(?)の域に達したM氏がチェックを入れてペース配分してくれたので助かりました。
 元祖七合を過ぎると宝永山もだいぶ下に見えます(左) 八合目下の岩場に掛かります。(右)
 八合目下の雪渓(左) このあたりの溶岩帯は真っ赤(右)

八合目直下でハイな気分?(左) 体力的に厳しくなる辺りですが、目標高度まであと少し。(右)
11時ちょっと前に無事目的地の八合目に到着しました。
ガスが切れて山頂部も見えてきましたね。
八合目の鳥居で記念撮影し、本日も目標達成(^^)V
御殿場コース側に移動してお昼にしましょう。
富士宮八合目からトラバース道に入ると大きな雪渓を横切りますが、既にブルドーザーで開削されて切通しのようになっています。
本日の目標地点到達!右端のHH氏の頭の辺りが山頂。
 今シーズンの残雪量(左・右)
 山頂が見えます。(左) トラバース道からの宝永山。(右)
御殿場コースは赤岩八号館が営業中のようですが、砂走り館は開業準備中(来週には営業とか)です。 御殿場コース側から見る山頂方向は、思ったよりも残雪が多いようです。
 倒壊した山小屋。(左) 宝永山をバックに燃えるギタリスト2名。(右)
 登山道・下山道の分岐から見た宝永山。下山道は雪の上を行き、フェンスの切れ目を向こう側へ。
下山道の初めに雪があるので、少し登山道を下ってから下山道に移るように言われたのですが、実際には横に移動する連絡路は無い様でちょっとロス。 フェンスを越えた先、砂走りを少し楽しみます。 (雨のため、下山道はかなりえぐれていました。)
 下山道を宝永山分岐向って下ります。(左・右)
砂走りの先で宝永火口を眺め、宝永山のピークへ。 どんよりとした天候ながら二ツ塚や御殿場方面の展望は望め、富士山の雄大さの一端が楽しめましたね。
 広大な火山砂漠。(左) 宝永山からのぞく赤岩と寄生火山の二ツ塚(右)
 休息後、宝永火口の底まで一気に下ります。
 グリコのK氏とHH氏(左) 宝永火口の底には残雪が見えます(右)
宝永火口からは火口壁を少し登り返し、第二火口側に下った分岐から樹林帯に入って五合目に戻るコースをとります。 森林限界付近のカラマツやダケカンバのみずみずしい新緑を眺めつつ歩くと駐車場の最奥のヘアピンカーブに出ます。
 宝永火口を激写のM氏。(左) オンタデと富士山頂(右)
 午後2時30分、駐車場に帰着!またまたグリコのK氏。
お帰りは富士宮市内の「花の湯」で汗を洗い流し、富士宮焼きそばを食して帰路につきました。 |