ishida式の屋久島の旅 - 白谷雲水峡・宮之浦・鹿児島
9月27日(日)〜30日(水) いよいよ屋久島の旅もフィナーレ。
9月27日(日) 安房〜白谷雲水峡〜楠川温泉〜田代海岸〜安房(全てレンタルバイク) ウミガメの赤ちゃんを見た永田のいなか浜から帰って仮眠後、再びレンタカーを2台徴発して、同宿のみんなで干潮時間の平内海中温泉へ。 その後、朝一番のトッピー(高速船)に搭乗予定のT君とA君を港でお見送り。(やっぱりお別れにジーンと寂しい気持ち…) その後、レンタルバイクを借りて白谷雲水峡へ。 今回は125ccを借りられたので、白谷雲水峡への登りも楽々。ついでに混んでいる乗用車用駐車場を尻目に駐車も楽々(^^) しかし、散策中の天候は晴れ時々雨でカッパを着たり脱いだりで暑くてムンムン。 あまりの暑さに、太鼓岩まで行くのは断念しました。(昨日までの疲れも蓄積して?ちょっとだらしないishidaになってます?) 林道の奥に下り、誰も来ない広場でお昼御飯&ちょうどそこで見つけたハンミョウ撮影にいそしみます。これぞ「ishida式」?? バイクで白谷雲水峡を出て、「屋久島総合自然公園」にも立ち寄ってみましたが、思ったよりも人工的な公園で、周囲をうろついても(昆虫などの)収穫はほとんどありませんでした。でも、ここでもハンミョウは沢山(^^)見られました。 諦めて、楠川歩道の登山口周辺の森まで足を伸ばしてみましたが、二次林や畑などの環境が混在していて期待が持てそうな気がしましたが、ここでも何故か空振り… さらに進んで(戻って?)田代海岸の照葉樹林帯にも向かいましたが、どうも生き物の影が見られません。花も咲いてないし… 結局諦めて、楠川温泉に入って帰ることにしました。 楠川に向かってバイクを走らせていると、同宿のT君が時計回りで屋久島一周のサイクリング中の姿を発見(^^)V 楠川温泉は冷泉を沸かしているこじんまりとした(湯船も小さな)温泉でした。 しっかり湯船に浸かってストレッチします。 夜はT君と、別行動だったT君と3人で「れんが屋」へ行き、二人はお勧めの「れんが屋定食(ご飯を鳥飯にグレードアップ)」、自分は「牛たたき定食(ご飯を鳥飯にグレードアップ)」を食べて英気(?)を養いました。 今夜は本格的登山者のOさんが投宿、山の話やカメラの話で盛り上がりました。 9月28日(月) 朝一、今日帰るI君と日の出を見物(島へ来て初めて)し、トッピーターミナルでお別れの後で再び出航するトッピーを見送ります。 その後、宮之浦までバスで出掛けて、お土産物色、屋久島環境文化村で屋久島の自然についての情報収集(ちょっと順番逆ですが)の予定。 安房バス停で下車、ナカガワスポーツに立ち寄ったりしながら港の入り口にある「屋久島環境文化村」にゆくと、「ガーン!」休館日でした。 お土産物色・早めの昼食後、宮之浦川にかかる旧宮之浦橋や益救(やく)神社などを見て歩き、バスで安房へ戻りました。 いよいよ島を離れる準備で、荷物の梱包や発送の手続き、宿の一階でお土産を購入して発送などしているうちに時間は過ぎました。 「森の陽だまり」のオーナーさんもお客さんが減って余裕が出来たようで、山の話等をいろいろ聞くことが出来ました。(これから暇になるので、地元でお仕事の方たちは主にこの時期に山などに登るそうです。) 晩御飯の後はいつもお世話になっていた行きつけの(?)酒屋の看板娘にもお別れの挨拶とお土産購入、いつもお世話になっていたスーパーのおばあちゃんにもお別れとお土産も購入。いよいよ屋久島とお別れと思うと何だか寂しい気持ちが…。 9月29日(火) 朝一、一人でトッピーターミナルへ。 ちょうど居合わせた、地元で生ごみの堆肥化に取り組んでおられる有吉さんと談笑。ごみ問題や環境問題、山の話などとても参考になりました。 (帰ってから調べると、有吉さんの堆肥化事業への取り組みなどが、野口健の自然学校でも紹介されていました。) トッピー出航の時間となり、いよいよ屋久島を離れる時が来ました。 「ありがとう屋久島、ありがとう屋久島の皆さんと旅の友達…おっと忘れてた、K氏にも今回の旅のお礼を言わんと」 トッピーでは左側の窓際の席だったので、ずっと遠ざかる屋久島の姿が見えました。 種子島(屋久島とは対照的にほんとに平らな島ですね)を経由し、船は鹿児島湾を目指します。 虹のアーチのかかった開聞岳を見つつ鹿児島湾へ。桜島は雲に隠れて見えませんでした。 港へ着いたら、お邪魔な荷物をコンビニで自宅に向けて発送して身軽に。 ちょうどTT氏から安否確認(?)の電話が入って、知らない街で一人ぼっちの寂しさがまぎれた様な気がしてちょっと嬉しい。 勇んで鹿児島観光へGo!…ですが、途中で恨みの雨が。 虹のアーチのかかった開聞岳を見つつ鹿児島港へ。 市電で鹿児島中央駅に向かい、観光案内所で今夜の宿を予約してもらって一安心。 天気も悪いので、こういう時はインドアで楽しめる「水族館」がいいでしょ。 桜島フェリーターミナル前で買い食いして腹ごしらえして水族館へ。 市電や水族館(いおワールド)など、鹿児島の町も面白いですね。 豊橋市でも路面電車が走っているので、旅行先で路面電車を見るのってすごく嬉しい。 夜は本場のとんこつラーメンを食して早めに就寝。 そういえば、駅のFM鹿児島公開スタジオ放送で「AI」が生出演しているのを見て、やっぱり何だか嬉しい?。 9月30日(水) (シャトルバス)鹿児島空港(飛行機)中部国際空港(電車)自宅 朝は特に取り得なく「ジョイフル」で朝食。 その後、徒歩で県立博物館へ。 (ishidaは、余裕があれば必ず地元の博物館に寄るようにしているんです。) ついでに地域の自然に関する書籍を求めて図書館にも行ったがこれといって収穫なし。 様々な姿の路面電車が見られて面白い。 鹿児島県立博物館はishidaの貸し切りでした。(左) 旧産業振興館・博物館だった石造りの建物。(右) 天文館(繁華街の名前です)に移動し、K氏お勧めの「白熊」を食するために「天文館・むじゃき」へ行きました。軽くパスタを食べて昼食とし、デザートに「白熊」を。 見た目はてんこ盛りでびっくりですが、聞いたとおりにあっさりしていてぺろりと行けました。 普通のかき氷だと、内部に食べ進むに従って味気無くなることが多いのですが、白熊の場合は最後まで美味しくいただけるのが嬉しいですね。 天文館の近くにある、鬼界ヶ島へ流された僧の俊寛(平家物語参照)が船出した地の碑というのも見ておきました。 その後は天文館で見つけたジュンク堂書店に立ち寄って、地域性のある出版物を物色して購入。 駅ビルの本屋よりずっと品揃え豊富で宜しい。\3000以上購入の方にはおまけでチーズケーキをくれるとのことでしたが、お腹もくちいので辞退。 天文館の空港行きシャトルバス乗り場でバスの時間を確認しようと思ったら、乗車待ちのバスがいたのでそのまま乗車して空港へ。 15:25発の飛行機で中部国際空港へと向かいます。 おまけに、渥美線では途中でちょうど学校帰りの次女が同じ電車に乗ってきたため何だか嬉しい帰宅となりました。 ishidaがこんな風に遊んでいられるのも、奥さんの理解があるからこそです。 ここで奥さんにもお礼の気持ちを… 次は家族で行きたいですね。
白谷雲水峡への登りから見下ろす宮之浦市街と港。(左) 渓谷沿いの道へ。(右)
木漏れ日の林床でヤクシカに会う。
木々の輪廻転生。(左) 苔と着生に覆われた木。(右)
木々の輪廻転生の姿が至る所に見られます。(左・右)
川の流れも美しい白谷雲水峡。(左・右)
ちなみに九州以南で見られるハンミョウは、肩部の白斑が無いか非常に小さいタイプが多いとのことですよ。
屋久島のハンミョウは前翅の肩にあたる部分の紋がほとんど消失している。
楠川歩道入り口で見たサキシマフヨウ。(左) 田代海岸。(右)
安房〜宮之浦〜安房(バス)
屋久島に来てから初めて見る日の出。
よく話題に上る(登る)バス停です。(左) 旧宮之浦橋。(右)
野積みにされた屋久杉。(左) 益救(やく)神社の仁王さん。(右)
安房(トッピー)鹿児島港(市電)鹿児島中央駅(市電)水族館(市電)ホテル
朝一番のトッピーで鹿児島へ向かいます。(左) 遠ざかる屋久島。(右)
路面電車で鹿児島中央駅へ。(左) 駅ビルには観覧車。(右)
鹿児島中央駅前--県立博物館--天文館--俊寛の碑--天文館
天文館(いわゆる繁華街の地名)へ。(左) 「天文館むじゃき」で元祖「白熊」を食す。(右)
引換券はちょうど居合わせたお母さんと娘さんの二人連れに進呈しました。
俊寛船出の地。(左) 鹿児島空港。こんな風に荷物を出し入れするのね。(右)
セントレアでは身軽なため降機してさっさと駅に向かい、17:05発のミュースカイに余裕で乗車でき、快適に豊橋まで戻りました。