サキシマカナヘビ

爬虫網 トカゲ目 カナヘビ科  体長約300mm

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このような場所ではとても隠蔽的に見えます。

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鮮やかな緑色がきれいです。

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全長のうち、2/3以上は尻尾です。

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樹上にいた個体。木の幹の上だと目立ちます。

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石垣島、西表島などの八重山諸島に分布する大型のカナヘビの仲間です。
国内に生息するカナヘビとしては最大種で、全長30pほどの個体も見付けました。
ただ、そのうちの2/3以上が尻尾なので、イメージ的には頭でっかちな「サキシマキノボリトカゲ」と比べてもスリムで小型に見えます。

奄美大島から沖縄本島にかけて分布するアオカナヘビにも似ていますが、こちらは雌雄ともに鮮やかな緑色で、背面は細かな鱗に覆われているだけで、他のカナヘビのようなキール状の鱗の列は特にありません。

石垣島では森林に普通に生息しているとのことで、2019年の石垣島遠征でも森の中のシダ上や樹上などで目にしました。
初めて見たときには、はっとするほど鮮やかな緑色の体色に大感激(^^)

普通に観光しているときには見かけなかったのですが、生息地では思ったよりも高密度で生息しているようで、まとめて3匹見たこともありました。
とはいっても、普通に観光で訪れる方は目にする機会は少ないかも…