オキナワキノボリトカゲ

爬虫網 トカゲ目 キノボリトカゲ科  体長約300mm

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喉袋を膨らませて隣の木のライバルを威嚇中。

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木の根元でアリを食べていた個体。

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体色が鮮やかなオス。(右・左とも)

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後頭部のトゲが小さく、褐色系の体色が主のメス。

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マダラコオロギを捕食しながら木から落ちてきた個体。(左) こんなふうに逆さまになっていることも多い。(右)

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木になりっきってるつもりの若い個体。

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尾の先まで10cmもない位の小型の個体が地上を歩いていました。

奄美諸島と沖縄諸島に生息する大型のトカゲですが、沖縄に旅した人でも、実際には多くの人は目にしてないかも…
個人的には格好よくて可愛い印象ですが、ペット市場などでも人気が高くて、沖縄本島ではマングースの食害だけでなく、ペット目的の乱獲で数を減らしてしまっているようです。

図鑑などでは「オスの体長約250mm」とありますが、現地で見た大型の個体は頭胴長で100mm、尻尾の先まで300mmくらいの個体も見たように思います。(目測なのでちょっと自信ないけど…)

オスのほうが体が大きいだけでなく全身が色鮮やかな緑色をしており、体側に黄色見の強い帯がありますがメスは背面が緑がかっている以外、全体は褐色をしています。
オスは背面のトゲのような鱗が大きく、縄張りに近付く他のオスに対して喉袋を膨らませながら頭を上下に動かして威嚇します。

名前の通り樹上性ですが地上でも活動し、主に昆虫などを捕食するようです。
また、小型の個体は地上で生活することが多いようです。