オキナワアオガエル

両生網 無尾目 アオガエル科  体長約60mm

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鳴き声を頼りに探したら、すぐ目の前にいてびっくり。

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本種の写真でよく見る「警戒して伏せ」のポーズ。

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水辺で見付けた個体。体色は基本は緑の濃淡程度にしか変化しない?

沖縄本島および周辺の島に生息するやや大型のアオガエルです。
一般的な「アマガエル」しか知らない人が、沖縄旅行で本種に出合うと「沖縄ではアマガエルも大きいんだ!」と驚くかもしれません。
実際には本土の「モリアオガエル」と同じくらいのサイズですが、主に森林に棲む「モリアオガエル」に対して、本種の場合はわりと平地林縁や人家周辺などで多く見られるので、けっこう目にする機会も多いと思われます。

他のアオガエル類と同じように、水辺に泡に包まれた卵塊を産み付け、泡の中で孵化したおたまじゃくしは、雨とともに流れ出して水中に入ります。

2018年4月の沖縄遠征の際は、今帰仁村の畑周辺で鳴き声を頼りに見つけることが出来ましたが、急な寒の戻りとなって以降は全く見付けることが出来なくなってしまいました。