シュリケマイマイ
軟体動物門 腹足網 柄眼目 オナジマイマイ科 殻径約15mm
「毛」が無いだけで別種のように見えますが、よく見ると未熟な毛のような痕跡が…。
主に沖縄本島の石灰岩地帯に見られるケマイマイの仲間です。
2016年夏の沖縄遠征では、雨上がりの林内で石灰岩の上を歩いている本種を多く見かけました。しかし、2017年や春や2018年春の遠征の際には同じ場所でもそれほど見かけることがなく、季節的な活動期があるようにも感じました。
特徴的な「毛」状の部分は「オオケマイマイ」に比べると細く、ほんとうに毛のように見えます。上記と、軟体部がやや黒っぽいのが本種の特徴のようです。
同じ場所では、毛のない個体も1頭だけ見付けました。初めは別種の「オオカサマイマイ」かなと思ったのですが、殻の形が違うようで、実は「毛」の生成が下手な個体?なだけのようです(^^;