オキナワヤマキサゴ

軟体動物門 腹足網 基眼目 ヤマキサゴ科 殻径約5mm

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超小型のカタツムリのため、初めはヤマタニシの子供かと思った。

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殻の色にはけっこう個体差があります。

沖縄諸島に生息する小型ののカタツムリです。
漢字で書くと「沖縄山喜佐古」ということだそうですが、そもそも山に住む「喜佐古」っていうのはどういう意味かなと思いましたが、ネットで調べてみると「喜佐古」というのはニシキウズガイ科の貝で、昔はおはじきなどに使われた身近なものだとのこと。
写真を見ると、確かに「ああ、これか!」、子供のころに海でもよく見た、巻貝といえばあれという感じのありふれたものでした。(食用になるため、海辺の集落の脇などに大量の殻が山積みになっていた)

とはいっても、カタツムリの仲間にわざわざ「山に住むキサゴ」なんていう感じの名前を付けたくなるほど似ているかというとやや疑問も感じます。

「ヤマタニシ」の仲間と同様に、触角の根元に目がありますが、この種にも蓋はあるのか、現地で見てもよくわかりませんでした。