マダニの一種

鋏角亜門 クモ網 ダニ亜網 ダニ目 マダニ科  約2mm

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草叢を歩くと、ズボンの裾などに着いて来ることがあります。

マダニの仲間は吸血性で、哺乳類や鳥類に寄生して吸血します。
山を歩いていると、写真のように下草の先端にマダニが取り付いている姿を見かけます。
これは、宿主となる動物が通りかかるのを待っていると思われます。
ズボンの裾などについてくることもあり、かなり厄介です。

かつて、「山と渓谷」の特集で、山で出会う害虫とその対処方法についての記事が載っていたことがありました。それによると、マダニは一度頭部を宿主に刺し込んだら、自らの意思で外さない限り取ることが出来ないとありました。
無理に引っ張って取ろうとすると、頭部が千切れて体内に残ってしまい、痛みや腫れが続いてしまうとか…。
対処方法として、線香などでお尻を炙ってやれば嫌がって自ら外れるとのこと。

で、いつも注意しているはずでしたが、やられました。
山を歩いた翌日の朝、太腿のあたりに痛痒さを感じ、何気なく触ると「ポチッ」とした感触。
気になって短パンの裾をめくってみると茶色い固まりが!?
確かにしっかり頭部が喰い込んでいて、引っ張っても取れません。
お線香は無いので、半田ごてを用意してお尻をつんつんしてみましたが外れてくれません。
仕方なく(最近老眼傾向で見難いのですが)ピンセットを使って、しっかり頭部を掴んで引っ張りました。 
これでもか!というくらい皮膚が引っ張られ、やっと「ズボッ」という感じで取れました。

その後、2週間ほどは痒みが取れず、患部は赤く変色した状態が1ヶ月ほど続きました。
奥さんや子供などに被害が無くてよかったです…。

皆さんもご注意を。

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口器を宿主(^^;の体内に刺し込んでいるマダニ(左)だいぶ膨らんでいますね。
取り外した状態(右)触肢を開いて、鋏角を体内に挿入しています。