マダニの一種
鋏角亜門 クモ網 ダニ亜網 ダニ目 マダニ科 約2mm
下草の先端などで待機しており、草叢を歩くとズボンの裾などに着いて来ることがあります。
マダニの仲間は吸血性で、哺乳類や鳥類に寄生して吸血します。 かつて、「山と渓谷」の特集で、山で出会う害虫とその対処方法についての記事が載っていたことがありました。それによると、マダニは一度頭部を宿主に刺し込んだら、自らの意思で外さない限り取ることが出来ないとありました。 で、いつも注意しているはずでしたが、やられました。 その後、2週間ほどは痒みが取れず、患部は赤く変色した状態が1ヶ月ほど続きました。 皆さんもご注意を。 ----------------------------- 2021年6月追記 --------------------------- 2007年以降はかなり気を付けていたつもりで、沖縄でも野外活動中は「トレッキングシューズ+ハブ除けを兼ねたスパッツ装着」か「長靴」を使用していました。 今回は自宅での裏山の伐採・枝打ち作業時に被害に逢い、入浴時に左腰付近に寄生されているのを発見しました。 「お線香でお尻を焙る」というのが成功するのは時と場合によるようで、時間が経っていったんセメント様物質で固まってしまった場合は無理らしいです。 ----------------------------- 2021年8月追記 --------------------------- 「タカサゴキララマダニ」の項でも追記しましたが、2021年はなぜか「マダニの当たり年(?)」のような様相を呈しています。 その後も注意していましたが、寄生はなかったものの8月にも自宅内の義母の部屋でマダニが歩いているのを次女が発見…(^^; |
口器を宿主(^^;の体内に刺し込んでいるマダニ。2007年(左)と2021年(右)。
2007年のマダニを取り外した状態。口器が長くて背板がエプロン状で「タカサゴキララマダニ(の若虫)」でしょうか…?
2021年6月30日に内腿に咬着していたマダニ。これも「タカサゴキララマダニ」の若虫っぽい。
前回購入しておいた「Tock Twiste」の出番(が、もう来るとは思ってなかった…)です。
ひっかけて挟み込んだら、くるくる回しながら引っ張ると…うまく取れました。元気に動いています…(^^;
これは6月に豊田市の山林で見た「フタトゲチマダニ」か「キチマダニ」と思われるもの。
8月1日に自宅内で捕獲した「フタトゲチマダニ」と思われるもの。(セロハンテープで封殺)