イシマキゴマガイ
軟体動物門 腹足網 基眼目 ゴマガイ科 殻径約2mm 殻長約4mm
未熟なものは特に透明感があって、殻の成長脈がきれい。
老成したものは全体に白っぽく見える。体の後ろに革質で透明な蓋を持っている。
異種格闘技戦?ベニゴマオカタニシの殻を舐めている。
よく見ると最終層の一つ前でいったん殻径が小さくなって、最後にもう一度殻口が広がっている。
小さいながらも「オカタニシ」などとそっくりな顔つき。
殻は細長いですが、ちゃんと宙に浮かせています。
全体に橙色っぽいものも見られます。
殻の径が2mm、高さが4mmほどの紡錘形の殻をもった小型の陸貝で、ヤマタニシ科のように触角は大触角のみで眼が触角の基部後方にあり、革質の蓋を持っています。 名前通り石巻山の特産種とのことですが、他のゴマガイとの見分けは困難なため、やはり現地で見たことで本種と見立てています。 小型種の場合は「ゴマ」「ケシ」「アズキ」などの名前が冠されることが多いですが、本種も含めて「ゴマガイ科」のものはすべて小型種ばかりです。 |