アオミオカタニシ

軟体動物門 腹足網 基眼目 ヤマタニシ科 殻径約15mm

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びっくりするくらい鼻面が長く伸びるところも可愛いです。

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触角もずいぶん長いです。

琉球諸島に生息する樹上性の美しい体色のカタツムリです。
昔の日本では「アオ」というのは「緑色」のことなので、緑色の肉部のオカタニシという意味ですね。

名前の通り、内部の身の部分が綺麗な薄緑色をしており、それが半透明な殻を介して透けて見えているためこのように見えるのだそうです。
しかし、不思議なことに殻の外に出た肉身部を見ても青くないのはなぜ??

いわゆる「ヤマタニシ」の仲間(でもなぜか名前は「オカタニシ」と付く)なので、触角の根元に目があり、タニシのように蓋を持っています。
体を外に出すと、蓋は後ろ側へ展開します。

夜行性なためか、普段見掛けるのは殻に入って葉の裏などに付いている状態ばかりですが、石垣島で奥さんに紹介した際にはishida式の極秘テクニックを使って見事にかわいいお顔と対面させてあげられました(^^)。

それにしても、つぶらな瞳と、意外にも長く伸びる鼻先が可愛らしいですね。