平地で普通に見られるトンボの代表選手です。 現在、我が家周辺では「シオカラトンボ」より「オオシオカラトンボ」の方が多く見られるように思います。 子供の頃は、はっきり区別していたかどうか怪しいですが、「シオカラトンボ」のほうが多かった印象ですので、環境の変化によるものでしょうか?
シオカラトンボの複眼は、歌のとおり「水色眼鏡」ですが、よく似た「オオシオカラトンボ」や「コフキトンボ」の複眼は黒〜こげ茶色ですので区別は容易です。 また、成熟したオスは全体的に粉を吹いて青白色となり(これを塩辛が塩を吹いた状態に見立てている)、腹部は後端の1/3程が黒いまま、後端のみ白いのが特徴です。 メスは黄褐色に黒い模様の、いわゆる「ムギワラトンボ」と呼ばれますが、実は未成熟なオスも同じ色をしています。 |