オナガサナエ
トンボ目 サナエトンボ科 体長60mm前後
オスは名前通り腹端の付属器は上下とも非常に長い。
地上や低い位置の石の上などにとまる傾向が強いように感じる。
こちらはメス。腹端が広がっていて黄色い付属器が目立つため、最初は別種のオスかと思った(^^;
本州〜九州の河川中・下流域に生息する中型のサナエトンボ類で、「オナガ」の名前通り、オスの腹端にある上・下付属器が長く、特に下付属器はとても長いうえに上向きに反り上がっているのが大きな特徴で、他種との見分けは容易です。 これまでishidaは岩手県〜山口県で見ていますが、オスの場合は縄張りに定位する際も地面や低い石の上などにとまることが多いように感じます。 本種のオスは前述のように長い上・下付器を持っているだけでなく腹端の第8〜9節の幅は幅広くなっていますが、意外にもメスの腹端も思った以上に幅広で、当初は別種のオスかと勘違いしていました(^^; |