オキナワオジロサナエ (チビサナエ沖縄亜種)

トンボ目 トンボ科  体長35mm前後

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写真はオスで、腹部後端の尾毛は白くて上向きに湾曲している。

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胸部中央の2本の黒条の形で見分けられます。

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一瞬、イトトンボかと思ったほど小型です。

日本最小クラスの「サナエトンボ科」のトンボです。

九州南部から沖縄諸島にかけて分布する「チビサナエ」の沖縄本島亜種とされており、名前のよく似た「オジロサナエ」「タイワンオジロサナエ」とは別種です。

本亜種の場合、胸部中央の黒条は2本が(途中若干繋がりながらも)平行に走っていますが、奄美や薩南諸島・九州南部のものでは途中で融合して「Y字」状になっているとのことです。

2016年の沖縄遠征の際に「比地大滝」への遊歩道でオスのみ見付けました。