モノサシトンボ 

トンボ目 モノサシトンボ科  体長50mm前後

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最初は明るい色の肢が目立ち、一瞬「グンバイトンボ」なのかと勘違いしました。

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オスは明るい水色。

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メスはやや緑がかった黄褐色が普通。

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こちらのメスはオスによく似た体色です。

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イトトンボ(均翅亜目)としてはやや大型で、細長い腹部の模様を物指しの目盛りに見立てて「モノサシトンボ」と命名されています。

モノサシトンボ

モノサシトンボ科のトンボは特に複眼が大きくて目が離れているため、愛嬌のある顔付きに見えます。

周囲を森に囲まれた池などに住み、未成熟なうちは森の中で小型の昆虫などを捕らえて生活し、オスは成熟すると水辺で縄張りを持つようになるようです。

山の麓のお寺などに池があると、その周囲でよく見られます。
その場合は、周辺の山の中を歩くと未成熟な個体も多く見つかります。

下の写真は、どちらも森の中で見つけたメスです。
オスは明るい青ですが、メスは一般的には黄褐色のようですが、オスによく似た青っぽい体色のものも現れるようです。

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