ヨツメトビケラ
トビケラ目 フトヒゲトビケラ科 約20mm(翅端まで)
非常に目立つ配色のオス。
全身真っ黒で大柄なメス。腹端に卵塊を付けている?
はっきり言って真っ黒いと本種かどうか判別しづらいですが…
ヨツメトビケラは山地の渓流沿いなどに見られる大型のトビケラです。翅に橙色(または白)の目立つ紋があり、それを目に見立てて「四つ目」トビケラと命名されたようです。ただし、紋があるのはオスのみ(実際には無紋の雄もいるためややこしい)で、メスは鱗粉が少なくて全身真っ黒です。
かなり活発に飛び回り、飛翔中には前述の紋が目立ち、トビケラとしては例外的に(?)美しい姿をしています。初めて飛んでいる姿を見たときには、昼行性の「ガ」の一種かと思いました。